患者様の情報
60代 女性
疾患・症状
状態
患者様は白馬でペンションを経営されている方です。私も頻繁に利用させて頂いている宿になります。2024年頃から坐骨神経痛の発作が繰り返し出現しておられ、内服薬などの様子を見られていたのですが、最近になり神経痛の持続時間が延びるようになったため、治療を目的に来院されました。
検査

腰のMRI検査です。第4腰椎の前方すべり症と脊柱管狭窄症の合併が確認できます。
治療
椎間板に対してAnnulargram検査を行った後にディスクシール治療を施行しました。治療は鎮静剤を併用することを希望されましたので、寝ている間に治療を行っています。
Annulargram検査
Annulargram検査です。損傷部分が黒く映し出されています。
ディスクシール治療
ディスクシール治療により損傷部分を埋めて修復していきます。
治療前後のレントゲン写真

治療前後のレントゲン写真です。左側が治療前で右側が治療後になります。

治療終了後に「よう寝とりましたわ」と関西弁で言われました。ともとは奈良で生活されていたそうです。来シーズンもお世話になる予定なので、気合を入れて治療させて頂きました。
院長の一言
おやじチャーハン
昨夜、長男が中間テスト前の勉強中に「夜食を作ってほしい」と言ってきたんで、チャーハンを作ってやりました。高校の寮生活で小腹がすいたらチャーハンを作りまくってたんで、チャーハン作るのだけは得意なんですわ。言うても、永谷園の焼き豚チャーハンの素を使い倒してますけども……。

長男からはうまいと絶賛されました。子供にうまいと言われるのは今年一番でうれしい出来事かもしれまへん。長女にも食べさせて相対的ダイエットを秘密裏に成功させたいとおもてます。

今回の治療法
ディスクシール治療(Discseel® Procedure)
治療期間
日帰り
治療費用
1,320,000円~1,650,000円(税込)
リスク・副作用
治療後2週間程度は、一時的に症状が悪化する可能性があります。ごく稀に椎間板の容量が増えたことによって、周りの筋肉や関節、靭帯などの広がりにより、筋肉痛や腰の違和感が出現することもあります。
関連するの疾患と症状
腰部脊柱管狭窄症
腰部脊柱管狭窄症とは、背骨にある神経の通り道「脊柱管」が狭くなる疾患です。腰痛や足の神経障害、歩行困難などの症状を引き起こします。
腰椎すべり症
腰椎すべり症とは、背骨が前方や後方にずれてしまう疾患です。腰痛や足の神経障害の他に間欠性跛行(かんけつせいはこう)の症状を引き起こします。
坐骨神経痛
坐骨神経痛とは、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などを原因とし、腰から下部の臀部や脚部に痛みや痺れを感じる症状です。
この記事の著者
大阪本院 院長野中 康行
2002年:川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年:神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年:医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年:ILC国際腰痛クリニック開設、2020年:医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年:野中腰痛クリニック開設、2023年:医療法人蒼優会開設・理事長就任、2025年:研修を経て10月に頚椎ディスクシール治療ライセンスを獲得