患者様の情報
50代 女性
疾患・症状
状態
4年前から首から肩にかけての痛みを自覚されています。近くの整形外科では頚椎症と診断され、リハビリや湿布薬での治療が行われましたが改善が無い状態であられました。旦那様が当院で治療を受けられた縁から受診されています。
検査
MRI検査

頸椎のMRI検査です。C4/5・C5/6・C6/7の椎間板が変形しており、椎間板容量も減少傾向を示しています。頚椎症と診断致します。
治療
頸椎椎間板にAnnularagram検査を行うことで、繊維損傷が存在するかを確認し病変が確認できればディスクシール治療を行うことになりました。
Annulargram検査
Annularagram検査になります。黒く映っているのが造影剤ですが、損傷部分があればこのように黒く映ってきます。反対に損傷がなければ黒く映ることはありません。
ディスクシール治療
ディスクシール治療を行っているところになります。治療時間は21分でした。鎮静剤を使用しておりますので、患者様は不安や痛みを自覚されることはありませんでした。
院長の一言
近本!
昨日、阪神タイガースに激震が発生しました。近本選手がデッドボールで右手関節付近の骨折ということです。マグニチュード9クラスの衝撃。テレビで見てたんですけど、スロー動画でみるとボールが当たった瞬間に腕が一瞬あらぬ方向にずれてたんですよね。時速151kmの硬球が直撃した後はポトリと下に落ちたんで、すべての運動エネルギーが腕に吸い込まれたことになります。復帰までに数ヵ月以上で用したとしても、元のパフォーマンスに戻るかは不明です。昔、掛布選手が手首を骨折してから調子を落としていって引退に追い込まれたと聞いてますし、心配でなりません。なんとか頑張って復帰して!がんばれ近本!

今回の治療法
頚椎ディスクシール治療(Discseel® Procedure)
治療期間
日帰り
治療費用
1,430,000円~1,870,000円(税込)
リスク・副作用
治療後2週間程度は、一時的に症状が悪化する可能性があります。ごく稀に椎間板の容量が増えたことによって、周りの筋肉や関節、靭帯などの広がりにより、筋肉痛や違和感が出現することもあります。
関連するの疾患と症状
頚椎椎間板ヘルニア
首の骨(頚椎)の間にある椎間板の内圧が上昇して飛び出すことで神経を圧迫し、首や肩、腕・手に痛みやしびれが現れる疾患です。
頚椎症
加齢などにより首の骨(頚椎)や椎間板、靭帯が変形(変性)し、神経根や脊髄を圧迫して首・肩・腕に痛みやしびれを生じる疾患の総称です。
この記事の著者
大阪本院 院長野中 康行
2002年:川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年:神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年:医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年:ILC国際腰痛クリニック開設、2020年:医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年:野中腰痛クリニック開設、2023年:医療法人蒼優会開設・理事長就任、2025年:研修を経て10月に頚椎ディスクシール治療ライセンスを獲得