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間欠性跛行/ 原因や症状、治療法

間欠性跛行とは?主な症状とは

間欠性(間歇性)跛行(かんけつせいはこう)とは、脚のしびれや痛みにより、長時間連続して歩けない症状を指します。人によって歩けない度合いも異なり、10分程度は歩くことができる場合や、2〜3分しか歩けない場合もあります。通常、一定時間休むことで回復しますが、歩き出すとまた症状が現れ、歩けなくなります。

間欠性跛行の原因と種類

間欠性跛行の原因は、神経性のものと血管性のもので、2種類存在します。神経性では腰部脊柱管狭窄症、血管性では閉塞性動脈硬化症(末梢動脈疾患)が間欠性跛行の原因となる疾患として挙げられます。

腰部脊柱管狭窄症

椎間板(側面図)と脊柱管狭窄症

腰部脊柱管狭窄症は、背骨の変形や靭帯の肥厚により、脊髄神経の通るトンネルである脊柱管が狭くなる病気です。基本的には加齢が原因であることが多く、平均年齢は60歳以上と高齢の方になります。

神経が圧迫されることで、下肢に痛みやしびれを生じさせます。安静時には痛みがなく、運動時に症状がみられるということもあります。また、両足の下肢全体に症状がみられるということが多いです。

脊柱管狭窄症が原因の場合は、前かがみの体勢になることで症状が回復することが多いです。そのため、自転車など座った体勢の場合は症状がみられにくいことも特徴です。

閉塞性動脈硬化症(末梢動脈疾患)

閉塞性動脈硬化症とは、下肢の血流障害を指します。骨盤から脚にかけての血管内で血栓がつまり、血流が滞ることで酸素や栄養が足に行き届かない病気です。症状としては、初期では足の冷えや色調変化がみられ、進行すると足の痛みや間欠性跛行がみられます。

閉塞性動脈硬化症が原因の場合、姿勢に関わらず休むことで回復したり、片側の足・ふくらはぎのみに症状があらわれやすいことが特徴です。

また血管性の場合、喫煙を主な原因として30〜40代に多いバージャー病が原因であることもあります。

間欠性跛行の検査や診察

まずは、ご自身の間欠性跛行が腰部脊柱管狭窄症、閉塞性動脈硬化症のどちらが原因であるのか知る必要があります。

腰部脊柱管狭窄症の場合

脊柱管狭窄症のMRI画像

脊柱管狭窄症の場合、整形外科での受診が主になります。
脊髄造影検査やレントゲン、MRI検査をもとに診断します。
MRI検査の場合、より詳細に脊髄神経・椎間板・靭帯の確認ができるため、症状の原因がどこにあるのか判別することができます。

閉塞性動脈硬化症の場合

糖尿病・脂質異常症・高血圧など、生活習慣病に関わる疾患を既にお持ちの場合は、心臓血管外科や循環器内科を受診します。閉塞性動脈硬化症の場合は、足の甲やくるぶし辺りで脈拍が測れるかどうかの確認や、足関節上腕血圧比(ABI)などの検査がおこなわれます。

※上記は、一般的な内容としてお伝えしています。当院では、閉塞性動脈硬化症に関するこれらの検査・治療は実施しておりません。

間欠性跛行の治療方法

腰部脊柱管狭窄症、閉塞性動脈硬化症とで治療方法やアプローチ方法は異なります。下記にてそれぞれの治療方法をご紹介します。

腰部脊柱管狭窄症の場合

脊柱管狭窄症の治療は、保存的治療・外科的手術・椎間板治療の3つが挙げられます。

まずは、薬物療法や温熱療法、理学療法といった保存的治療をおこないますが、原則として脊柱管狭窄症は椎間板ヘルニアのように自然治癒するということがないため、根本的な解決にはつながりません。次に、腰椎椎弓切除術、脊椎固定術といった外科的手術をおこないます。しかし、これらは背中の広い範囲を切開しておこなう治療のため、感染症や合併症のリスクが高いのが特徴です。

外科的手術に代わる治療として当院では椎間板の修復・再生を目的とした椎間板治療DST法を行っています。DST法(ディスクシール治療)は、注射針のような穿刺針(せんししん)を椎間板に注入して薬剤を注入する治療であり、メスを使用した切開手術はしません。そのため、患者さまの負荷が少なく、20〜25分と短時間で日帰りでの治療が可能です。また、一度外科的手術を受けて改善しなかった方や高齢者の方でも治療できるのが特徴です。

閉塞性動脈硬化症の場合

基本的には、生活習慣の改善などの保存療法や薬物療法により治療をおこないます。動脈硬化の危険因子である、糖尿病・脂質異常症・高血圧・喫煙・肥満・運動不足などは特に注意が必要です。なかでも、喫煙の影響は大きいことがわかっており、禁煙が重要になります。それでも改善がみられない場合は、カテーテル治療やバイパス手術といった外科的処置がとられます。

※上記は、一般的な内容としてお伝えしています。当院では、閉塞性動脈硬化症に関するこれらの検査・治療は実施しておりません。

間欠性跛行の治療実績

当院における間欠性跛行の治療実績をご紹介します。脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアなどに対し、先ほどご紹介したDST法をどのようにおこなっているのかご確認いただけます。全ての治療実績は、間欠性跛行治療実績ページからご覧いただけます。

監修医師紹介

NLC野中腰痛クリニック院長 野中 康行

NLC野中腰痛クリニック院長野中 康行

  • 2002年
    川崎医科大学卒業
    医師免許取得
  • 2006年
    神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務
  • 2011年
    医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務
    医療法人青心会理事就任
  • 2018年
    ILC国際腰痛クリニック開設
  • 2020年
    医療法人康俊会開設
    理事長就任
  • 2021年
    NLC野中腰痛クリニック開設

治療実績:3,867件
(平均76件/月・2018年6月~2022年8月まで)

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