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自身の血液よりCPG因子を抽出し、椎間板を再生させるDRT法(椎間板再生治療)/ 日帰り腰痛治療

DRT法(椎間板再生治療)とは

椎間板再生治療- Disc Repair Treatment

DRT法(椎間板再生治療)ライセンス

DRT法(椎間板再生治療)ライセンス

患者様ご自身の血液から抽出したCPG因子を使うことで、幅広い疾患に対応し椎間板を含めた周辺組織の再生が可能な治療法です。欧州や北米では神経障害などの合併症が少ないことから外科的手術に代わって盛んに行われている椎間板の再生治療です。

CPG因子(濃縮血小板由来成長因子 - Concentrated Platelet Growth factors)
CPG因子とは、自己血を遠心分離することによって生成される血小板成分を高濃度に圧縮したものです。濃縮された血小板成分には成長因子やタンパク質など、損傷した組織の修復を促す働きのある成分が多く含まれています。

DRT法(椎間板再生治療)に関する研究・論文

DRT法は再生治療PRP療法(自家多血小板血漿)を用いて治療を行っています。PRP療法を腰の椎間板に投与し治療前と治療後を追跡調査した論文結果をご紹介します。

  • 椎間板変性に対するPRP療法

    • 序論
      臨床試験にて椎間板による疼痛を訴えた16例を対象に治療前と治療後を追跡調査した結果です。
    • 結論
      PPR注入後、5年以上の経過観察において腰痛および身体障害の程度のスコアは改善され、その安全性も確認されています。
    • 出典元

      脊椎脊髄ジャーナル 36巻1号(2023年4月発行)「椎間板変性に対するPRP療法」

DRT法(椎間板再生治療)の対応している腰の病気

対応疾患一覧

  • 腰椎椎間板ヘルニア
  • 腰部脊柱管狭窄症
  • 椎間板変性症
  • すべり症
  • 分離すべり症
  • 分離症
  • 腰椎不安定症
  • 腰椎変性側弯症

このようなお悩みの方が対象

  • 腰部脊柱管狭窄症・腰椎椎間板ヘルニア・すべり症などの腰痛症状や痛みに悩まされている
  • 椎間板が潰れている、狭くなっている
  • 高齢のため外科的手術のリスクが高い
  • 脊椎固定術・人工椎間板置換術などの手術をしたくない
  • 外科的手術後に改善しなかった、または再発した
  • 腰痛の手術で入院したくない
  • 腰や足に痛みがあり歩くことが困難
  • ゴルフや野球などのスポーツをしたいが、腰痛が原因で思うようにできない

ご高齢の方(80歳以上の方)も治療が可能です。

DRT法(椎間板再生治療)を行うメリット

椎間板の緩衝機能を改善

椎間板の緩衝機能を改善

椎間板やその周辺組織の機能を修復・再生することで腰痛や坐骨神経痛などの症状改善が期待できます。

負担が少ない日帰り治療

負担が少ない日帰り治療

局所麻酔と針のみで治療を行うため、治療時間は20~30分程度。治療後数時間安静ののちにご帰宅が可能です。

手術のリスクが高い方にも治療可能

手術のリスクが高い方にも治療可能

ご高齢の方、外科的手術のリスクが高い方も治療可能です。

DRT法(椎間板再生治療)と従来の手術方法との比較

スワイプしてご覧ください ⇒

治療法
比較項目
DRT法(椎間板再生治療)MED(内視鏡椎間板切除手術)脊椎固定術及び除圧手術ヘル二コア(椎間板内酵素注入療法)
再発率
(治療後2年以内)
極めて低い高い極めて高い低い
椎間板の
修復・再生効果
有り無し無し無し
治療後の
椎間板への
ダメージ
なし有り有り有り
入院期間日帰り約7日間約21日間日帰り
通院の必要基本的に必要なし必ず必要必ず必要基本的に必要なし
保険適応×

DRT法(椎間板再生治療)による椎間板治療法の流れ

  1. 採血
    採血
    診察時に採血し、その血液よりCPG因子を作成します。
  2. 準備
    準備
    治療台の上にうつ伏せで寝ていただきます。
  3. 診察受付
    消毒
    背中から治療を行うため、しっかりと消毒します。治療担当医や看護師などスタッフは滅菌のグローブとガウンを着用しています。
  4. 麻酔
    麻酔
    背中に数ミリの針で局所麻酔を行います。また、ご要望に合わせて鎮静剤を使った治療もご案内しております。
  5. 検査
    Annulargram(アニュラグラム検査)
    Annulargram(アニュラグラム検査)は、MRIでも映らない椎間板の損傷の有無を判定することができます。
  6. 治療
    治療
    背中に0.8mmの針(穿刺針)を椎間板に挿入し、損傷した椎間板にCPG因子を投与します。
  7. 安静
    安静
    治療後は回復室で1時間程度安静にしていただきます。

X線透視装置で見る治療の様子

造影剤を椎間板に注入し、椎間板の損傷部分を明らかにします。
造影剤を椎間板に注入し、椎間板の損傷部分を明らかにします。
造影剤で損傷があると確認した箇所にCPG因子を入れます。
造影剤で損傷があると確認した箇所にCPG因子を入れます。

椎間板の状態

  • 線維輪の損傷が疑われる椎間板
損傷した椎間板
損傷した椎間板
NST針にて椎間板(髄核)にCPG因子を注入します。
NST針にて椎間板(髄核)にCPG因子を注入します。
椎間板内(髄核)にCPG因子が浸透します。
椎間板内(髄核)にCPG因子が浸透します。
3~12ヵ月程かけて椎間板が再生されます。
3~12ヵ月程かけて椎間板が再生されます。

DRT法(椎間板再生治療)の治療時間

治療時間
20~30分程度

治療後は30分で歩行可能となり(※個人差あり)、約60分後には帰宅可能となります。デスクワークや軽動作は翌日から可能ですが、スポーツや重労働は1ヵ月程度控える必要があります。

DRT法(椎間板再生治療)の効果と副作用について

効果について

治療後3~12ヵ月で大きな効果が期待されます。時間がかかる理由としては、椎間板内に血管が存在しないので椎間板の再生力がとても低く、椎間板とその周辺組織の修復・再生が促されるのに時間を要するためと考えられています。

副作用について

治療後は内出血、腫れ、発赤、疼痛、かゆみ、変色および圧痛が発生することがあります。椎間板の容量が増えたことで周りの筋肉や関節、靭帯等の広がりにより一時的に筋肉痛や腰の違和感が出現することがあります。

禁忌事項

血液疾患に罹患中の方(血小板減少症、高度の欠乏性貧血など)、感染に伴う全身症状(発熱など)、癌・悪性腫瘍と診断され術後治療中の方は治療できません。

DRT法(椎間板再生治療)の治療後の運動制限

当院の治療は日帰り治療のため、治療後翌日から日常生活への復帰が可能です。また可能な限り歩行や運動を行うことを推奨しております。しかし、一部控えていただく必要がある運動や日常の動作がございます。

治療後からできる運動や日常生活治療後
ホットカイロ(温熱療法)術後すぐ
自転車1日
サウナ3日
温泉3日
プール3日
スポーツジム7日
マッサージ7日
ブロック注射7日
リハビリ7日
ヨガ(ねじるような動作)14日
整体14日
スポーツバイク14日
鍼治療14日
ゴルフ30日

※ゴルフのラウンドは治療後30日以上経ってからを推奨しております。
※スポーツができるようになる方もいますが再発のリスクがあります。

DRT法(椎間板再生治療)の治療費用

治療箇所(椎間板につき)1箇所2箇所3箇所4箇所
治療費用1,200,000円(税込:1,320,000円)1,300,000円(税込:1,430,000円)1,400,000円(税込:1,540,000円)1,500,000円(税込:1,650,000円)

備考

※大阪本院にて診察後治療を受けた場合、診察・MRI等の検査費用はすべて上記治療費用に含まれます。
※本治療方法は健康保険が適用されないため、全額自費診療となります。
※お支払い方法は現金・クレジットカード(VISA、MasterCard、銀聯)・事前振り込みによるお支払いが可能です。
※医療費の確定申告にて税金の還付を受ける事が出来ます。

DRT法(椎間板再生治療)に関するご質問と回答

DRT法(椎間板再生治療)について

治療後について

NLC野中腰痛クリニックの日帰り腰痛治療法一覧

  • DRT法

    椎間板再生治療

    DRT法 - 椎間板再生治療
  • DST法

    ディスクシール治療

    DST法 - ディスクシール治療
  • PLDD法

    経皮的レーザー椎間板減圧術

    PLDD法 - 経皮的レーザー椎間板減圧術
  • PODT法

    経皮的椎間板オゾン治療

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  • PLOT法

    経皮的オゾンレーザー治療

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  • PIDT法

    経皮的椎間板インプラント治療

    PIDT法 - 経皮的椎間板インプラント治療

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対応疾患

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