椎間板内治療後の「残存する痛み」に対応する STR療法
(Stem cell-derived Tissue Repair factor Treatment)
STR療法(幹細胞由来組織修復因子療法)
椎間板外の治療とは
椎間板内治療
- ディスクシール治療
- DRT法
- PLDD法
- PLOT法
椎間板自体の修復・減圧
残存する場合
椎間板外治療
- STR療法
- PRP療法
- オゾン療法
椎間板の周囲にある神経・組織の炎症軽減
椎間板内治療で椎間板自体を治療しても、周囲の組織に炎症が残っていると神経痛が改善しないことがあります。
STR療法はその炎症と組織障害に対応します。
このような方が対象です
- 椎間板内治療(ディスクシール治療・DRT法等)後にしびれや痛みが残っている
- 慢性的に痛みやしびれに悩んでいる
- 高齢のため外科的手術のリスクが高い
- 脊椎固定術などの再手術をしたくない
- 外科手術後に改善しなかった・再発した
治療後も続く痛み、原因は椎間板の「外側」にある炎症かもしれません。
STR療法は幹細胞培養上清液健常な日本人の幹細胞を培養した際に分泌される上澄み液。500種類以上の成長因子やサイトカインを含み、炎症軽減・組織修復に用いられますで神経周囲の炎症を鎮め、組織の修復を促します。
STR療法とは
3つの特徴
炎症の軽減
+組織の修復
サイトカイン細胞から分泌されるタンパク質の総称。炎症を引き起こすサイトカインが過剰に分泌されると慢性的な痛みの原因にによる炎症を
抑え傷害組織を修復
メスを使わない
「日帰り治療」
局所麻酔+極細針・治療
15〜30分・約1時間後に帰宅
手術後の患者様も
治療可能
FBSSFailed Back Surgery Syndrome。脊椎の外科手術後に痛みが残る・再発する状態の総称(脊椎術後疼痛症候群)
の方にも対応
STR療法のしくみ

椎間板内治療後も
神経周囲に炎症が残存

椎間板の外に
幹細胞培養上清液健常な日本人の幹細胞を培養した際に分泌される上澄み液。500種類以上の成長因子やサイトカインを含み、炎症軽減・組織修復に用いられますを注入

周辺組織の炎症が
軽減し組織が修復
解説動画
PRP療法との違い
| STR療法 | PRP療法 | |
|---|---|---|
| 使用薬剤 | 健常な日本人由来の幹細胞培養上清液 | 患者様ご自身の血液から抽出したPRP |
| 品質 | 既製品のため安定した品質 | 自分の血液のためアレルギーリスクが極めて低い |
| その他 | 献血不可になる・未承認医薬品 | 献血制限なし・採血が必要 |
効果に大きな差はありません。どちらが適しているかは診察をもとにご提案します。
未承認医薬品に関する情報開示
- 未承認医薬品であることの明示・入手経路
- 本治療に用いる医薬品はバイオセラピー経由にて入手しています。日本国内においては医薬品医療機器等法上の承認を得ていないものです。日本では、未承認医薬品を医師の責任において「研究用試薬」として使用できます。
- 国内の承認医薬品等の有無
- 本治療に使用できる同一の性能を有する他の国内承認医療機器・医薬品はありません。
- 諸外国における安全性情報
- 諸外国においても重大なリスクの可能性について明らかな情報はありません。
副作用・リスク
- 一時的な筋肉痛・違和感
- 椎間板容量の変化で周囲の筋肉や靭帯が広がり、一時的に筋肉痛や腰の違和感が出ることがあります(通常1〜2週間で消失)。
- 内出血・腫れ
- 針を刺入するため、内出血・腫れ・発赤・疼痛・かゆみ・変色・圧痛が発生することがあります。
- 禁忌事項
- 妊娠中やその可能性のある方 / 授乳中の方 / アレルギー体質の方 / 癌治療中の方
幹細胞培養上清液の投与を一度でも受けられた方は、以降の献血ができなくなります。
治療の流れ

準備
うつ伏せで治療台に

消毒
背中をしっかり消毒

麻酔
局所麻酔
(鎮静剤による無痛治療も可)

治療
0.8mmの針で
椎間板の外に幹細胞培養上清液健常な日本人の幹細胞を培養した際に分泌される上澄み液。500種類以上の成長因子やサイトカインを含み、炎症軽減・組織修復に用いられますを注入

安静
回復室で約1時間
→ 歩行確認後ご帰宅
治療後の生活ガイド
当日
歩行OK・乗り物OK・運転OK
2日後
入浴OK・
温泉サウナOK
1週間後
軽い運動OK・マッサージOK
2週間後
ヨガ・整体OK
1カ月後
ゴルフ・テニスなどスポーツOK
過度な運動は再発のリスクを高める可能性があります。慎重に再開してください。
治療料金
| 箇所 | 税込価格 |
|---|---|
| 1箇所 | 440,000 円 |
| 2箇所 | 495,000 円 |
| 3箇所 | 550,000 円 |
| 4・5箇所 | 605,000 円 |
お支払い方法
現金・クレジットカード(各種)・事前お振込み
事前お振込みについて
- ご来院される方
- 診察後に治療費用が決定。お伝えする金額をお振込み。差額は返金。
- 画像相談済みの方
- 画像相談後に決定した費用をお振込み。差額は返金。
診察・MRI等の検査費用は治療費に含まれます(大阪本院の場合)。健康保険適用外・全額自費診療。医療費控除の対象です。
よくある質問
- STR療法とはどのような治療ですか?
- 幹細胞培養上清液を椎間板の外に注入し、神経周囲の炎症を軽減して組織の修復を促す再生療法です。椎間板内治療後のフォローアップ治療として行います。
- STR療法とPRP療法の違いは何ですか?
- 使用する治療薬が異なります。STR療法は健常な日本人由来の幹細胞培養上清液、PRP療法は患者様ご自身の血液から抽出した血小板を使用します。効果に大きな差はありませんが、STR療法を受けると献血ができなくなります。
- どのような場合にSTR療法が必要になりますか?
- ディスクシール治療やDRT法で椎間板自体を治療した後も、神経周囲の炎症が原因で痛みやしびれが残存する場合に行います。
- なぜ献血ができなくなるのですか?
- 幹細胞培養上清液の製造元より、患者様の安全性を高めるために控えていただきたいと通知を受けております。今後、問題ないと通知があった際は改めてお知らせします。
- 効果はどのくらいで実感できますか?
- 治療後1〜3ヵ月で効果が期待されます。
- 副作用が出た場合はどうすればいいですか?
- 患部の鈍痛程度ですが、通常1〜2週間ほどで治まります。
- 治療後の運動はいつから始められますか?
- 治療1週間後から軽いウォーキングやストレッチが可能です。激しいスポーツや重労働は1ヵ月程控えてください。
監修医師

院長
野中 康行
- 2002年:
- 川崎医科大学卒業・医師免許取得
- 2006年:
- 神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務
- 2011年:
- 医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任
- 2018年:
- ILC国際腰痛クリニック開設
- 2020年:
- 医療法人康俊会開設・理事長就任
- 2021年:
- 野中腰痛クリニック開設
- 2023年:
- 医療法人蒼優会開設・理事長就任
- 2025年:
- 研修を経て10月に頚椎ディスクシール治療ライセンスを獲得

副院長
石田 貴樹
- 2009年:
- 高知大学卒業・医師免許取得
- 2012年:
- 神戸市立医療センター西市民病院 勤務
- 2013年:
- 兵庫県立尼崎病院 勤務
- 2014年:
- 関西労災病院 勤務
- 2015年:
- 神戸大学医学部附属病院 勤務
- 2018年:
- 神戸大学医学部附属病院 助教就任
- 2019年:
- ILC国際腰痛クリニック 勤務
- 2021年:
- 野中腰痛クリニック 勤務・2年間の研修を経て2022年10月にライセンスを獲得
- 2023年:
- 医療法人蒼優会 理事就任・医療法人蒼優会 野中腰痛クリニック 副院長就任
- 2025年:
- 研修を経て10月に頚椎ディスクシール治療のライセンスを獲得
その他の日帰り治療法一覧
椎間板を「修復」する治療法
-
ディスクシール治療
- 椎間板ヘルニア
- 脊柱管狭窄症
- すべり症
- 椎間板変性症
- 慢性腰痛
-
DRT法
- 椎間板ヘルニア
- 脊柱管狭窄症
- すべり症
- 椎間板変性症
- 慢性腰痛
椎間板を「減圧・収縮」する治療
-
PLDD法
- 椎間板ヘルニア
- 圧力の上がった椎間板
-
PLOT法
- 椎間板ヘルニア
- 圧力の上がった椎間板
フォローアップ治療(修復・再生治療後の補完)
-
PRP療法
- しびれが強い
- フォローアップ治療
-
オゾン療法
- しびれが強い
- フォローアップ治療
適応する症状・病気
まずはお気軽に
ご相談ください
お問い合わせ
ご不明な点はお電話・メールで
お気軽にご相談ください
受付時間 9:00~17:00(月~土)
※日曜・年末年始除く
STR療法の説明・副作用・費用
- 施術名:STR療法(幹細胞由来組織修復因子療法・Stem cell-derived Tissue Repair factor Treatment)
- 施術の説明:椎間板の外にある炎症組織に幹細胞培養上清液を注入し、抗炎症作用と傷害組織の修復を促す再生療法です。椎間板内治療後に症状が残存した方が対象です。
- 施術の副作用:内出血、腫れ、発赤、疼痛等が発生することがあります。一時的に筋肉痛や腰の違和感が出現することがあります(通常1〜2週間で消失)。
- 施術の費用:1箇所 440,000円〜4・5箇所 605,000円(税込)
- 治療回数:1回

椎間板内治療後も神経周囲に炎症が残存
治療後も炎症が持続したり、組織障害による慢性的な神経痛が残存したりしている状態です。

椎間板の外に幹細胞培養上清液を注入
X線透視下で0.8mmの針を椎間板の外に挿入し、幹細胞培養上清液を注入します。
幹細胞培養上清液には500種類以上の成長因子やサイトカインが含まれており、
抗炎症作用と組織修復効果が期待されます。

周辺組織の炎症が軽減し組織が修復
椎間板周辺の組織の抗炎症作用と組織障害の改善を促します。

準備
手術台にうつ伏せの状態で寝ていただきます。

消毒
背中全体を消毒液で丁寧に消毒します。

麻酔
治療部位に局所麻酔を行います。なお、鎮静剤をご希望の方には、先に鎮静剤を投与し、
お休みいただいた状態で局所麻酔を行います。

治療
X線透視下で背中から0.8mmの穿刺針を挿入し、椎間板の外にある神経周囲に幹細胞培養上清液を注入します。
椎間板内治療(DS/DRT等)とは異なり、注入先は「椎間板の外側」です。
椎間板自体ではなく、周囲の組織の炎症と損傷に対応する治療です。

安静
治療後は個室で1時間ほど安静にしていただきます。
診察にてお身体の状態を確認後、ご帰宅となります。
