患者様の情報
50代 男性
疾患・症状
状態
長年にわたり建築関係の仕事をされておられ慢性の肩こりは自覚されていましたが、現場を離れた後も痛みが続くために病院を受診したところ頚椎症と診断されリハビリをされるも改善がなく、当院を紹介で受診されています。ご本人は「首から肩に誰かに乗りかかられているような重たい鈍痛」だと表現されています。
検査
MRI検査

MRI検査です。C2/3からC6/7までほとんどの椎間板が減少傾向であり、変形も伴っています。
治療
椎間板損傷は疼痛の原因になります。腰痛と同じ機序ですので、ディスクシール治療をお勧めしました。椎間板容量が保たれている様な内圧上昇であればリハビリなどで効果も期待できるのですが、椎間板容量が減少している場合にはディスクシール治療が適応になる可能性が高いことをご説明しました。
Annulargram検査
椎間板損傷が存在するかはAnnulargram検査で確認していきます、検査の動画ですが損傷が確認されたのでディスクシール治療を行っています。

治療に使用した穿刺針ですが、腰の治療に使用するものよりも細く柔らかいものになっています。
治療時間は23分でした。鎮静剤を使用しているので、治療中に痛みや不安を感じられることはありませんでした。
院長の一言
値上げ祭り
なんとなく、そんな予感はしてたんですけども……クリーニング代の値上げ依頼がきちゃいました。約30パーセントの値上げです。街中のクリーニング店でも値上げしてはるんで予測はしてましたけども、最近は右向いても左向いても、寝ても覚めても値上げばっかり、値上げ祭りですやんか!

とりあえず、自分で洗ってみよかな(うそ)
今回の治療法
頚椎ディスクシール治療(Discseel® Procedure)
治療期間
日帰り
治療費用
1,430,000円~1,870,000円(税込)
リスク・副作用
治療後2週間程度は、一時的に症状が悪化する可能性があります。ごく稀に椎間板の容量が増えたことによって、周りの筋肉や関節、靭帯などの広がりにより、筋肉痛や違和感が出現することもあります。
関連するの疾患と症状
頚椎椎間板ヘルニア
首の骨(頚椎)の間にある椎間板の内圧が上昇して飛び出すことで神経を圧迫し、首や肩、腕・手に痛みやしびれが現れる疾患です。
頚椎椎間板変性症
首の骨(頚椎)の間にある椎間板が加齢や負荷によって損傷・老化し、クッション機能が低下する疾患です。
頚椎症
加齢などにより首の骨(頚椎)や椎間板、靭帯が変形(変性)し、神経根や脊髄を圧迫して首・肩・腕に痛みやしびれを生じる疾患の総称です。
この記事の著者
大阪本院 院長野中 康行
2002年:川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年:神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年:医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年:ILC国際腰痛クリニック開設、2020年:医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年:野中腰痛クリニック開設、2023年:医療法人蒼優会開設・理事長就任、2025年:研修を経て10月に頚椎ディスクシール治療ライセンスを獲得