患者様の情報
60代 男性
疾患・症状
状態
5年ほど前から首から肩にかけての痛みが持続しており、整形外科で頚椎症と診断されていおられます。今年3月頃から右上肢のしびれも出現するようになり、当院を受診されました。
検査

頚椎のMRI検査になります。C4/5・C5/6・C6/7の椎間板が変形し潰れかけています。変形も伴っており、椎間板ヘルニアの合併も認めます。
治療
椎間板から髄核が漏出して神経障害を併発している可能性が高いと判断し、Annulargram検査を行ったところ、繊維輪の損傷が確認されたので頚椎ディスクシール治療を行いました。
Annulargram検査
Annulargram検査の様子です。損傷部分が黒く映し出されています。
頚椎ディスクシール治療
損傷部分に合わせて、頚椎ディスクシール治療を行っています。
治療前後のレントゲン写真

治療前後のレントゲン写真になります。左側が治療前で右側が治療後になります。
頚椎のディスクシール治療では、3ヵ月ほどで症状の改善が期待されます。有効率は80%以上とかなりの改善が期待されます。
院長の一言
雑草トラップ
昨日は休診日でしたが、天気が良かったんで朝から自宅庭の雑草抜きをやっとたんですけど、ほんまにキリがないんですよね。1時間くらいがんばった頃に、腰痛が出現しはじめました。「あかん」と思うてすぐに休憩したら改善しましたけど、やっぱり無理はあきまへんわ。あやうく雑草トラップに引っかかるところでした。この時期は皆さんも気を付けてください。ほんまやったら子供ら(特に生意気な長女)がすればええっちゅう話ですけど、頼んだかてピクリとも反応しまへん……。バッテリー切れとりますわ(怒)

さて、昨日の我らが阪神タイガースは7点差を土壇場の7回、8回、9回でひっくり返して勝利しました! うれしいんですけども、ほんま心臓に悪いて……。ぽっくりいっちゃいそうでしたけど、バッテリー切れへんようピシッと気合入れて応援しよ思います!!ほな。

今回の治療法
頚椎ディスクシール治療(Discseel® Procedure)
治療期間
日帰り
治療費用
1,430,000円~1,870,000円(税込)
リスク・副作用
治療後2週間程度は、一時的に症状が悪化する可能性があります。ごく稀に椎間板の容量が増えたことによって、周りの筋肉や関節、靭帯などの広がりにより、筋肉痛や違和感が出現することもあります。
関連するの疾患と症状
頚椎椎間板ヘルニア
首の骨(頚椎)の間にある椎間板の内圧が上昇して飛び出すことで神経を圧迫し、首や肩、腕・手に痛みやしびれが現れる疾患です。
頚椎症
加齢などにより首の骨(頚椎)や椎間板、靭帯が変形(変性)し、神経根や脊髄を圧迫して首・肩・腕に痛みやしびれを生じる疾患の総称です。
この記事の著者
大阪本院 院長野中 康行
2002年:川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年:神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年:医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年:ILC国際腰痛クリニック開設、2020年:医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年:野中腰痛クリニック開設、2023年:医療法人蒼優会開設・理事長就任、2025年:研修を経て10月に頚椎ディスクシール治療ライセンスを獲得