患者様の情報
60代 女性
疾患・症状
状態
数年前より首から肩にかけて、誰かに乗りかかられている様な何とも言えない鈍痛を自覚されていました、朝から寝るまで1日中続く鈍痛であり、かなりのストレスを感じられています。整形外科で検査を行ったところ頚椎症と診断され、リハビリを継続されていましたが改善が認められず、当院を受診されています。
検査
MRI検査

頸椎のMRI検査になります。C4/5・C5/6・C6/7の椎間板が明らかに潰れている状態で、一部変形も伴っております。頚椎症および頚椎椎間板ヘルニアと診断致しました。
治療
椎間板周囲で慢性的な炎症が出現していると鈍痛の原因になりますので、頚椎ディスクシール治療を施行いたしました。
Annulargram検査
Annulargaram検査になります。椎間板の損傷部位が黒く映し出されております。
頚椎ディスクシール治療
損傷部分が確認できたのでディスクシール治療を行っていきます。治療時間は19分でした。鎮静剤も使用しており、痛みや不安を自覚されることもなく治療は無事終了しております。3ヵ月ほどで症状改善が期待できます。
院長の一言
暑かったけれど楽しかった
昨日は阪神タイガースの応援で甲子園に出向いておりました。7月は試合開始が18時となっておりましたが、熱気と無風状態のなかで失神してまいそうな暑さの中で応援を頑張ってきました。もはや修行……徳を積みすぎて危うく悟りを開けそうな状況まで朦朧としましたが、氷入りの水筒(中身は麦茶)のおかげで、先祖に出会う事もなく、現世に踏みとどまることができました。私の執念が伝わったのか、無事にタイガースも勝利をつかみ取ることが出来ました。負けてたらほんまに失神してたかもしれまへん。勝ってよかった!


今回の治療法
頚椎ディスクシール治療(Discseel® Procedure)
治療期間
日帰り
治療費用
1,430,000円~1,870,000円(税込)
リスク・副作用
治療後2週間程度は、一時的に症状が悪化する可能性があります。ごく稀に椎間板の容量が増えたことによって、周りの筋肉や関節、靭帯などの広がりにより、筋肉痛や違和感が出現することもあります。
関連するの疾患と症状
頚椎椎間板ヘルニア
首の骨(頚椎)の間にある椎間板の内圧が上昇して飛び出すことで神経を圧迫し、首や肩、腕・手に痛みやしびれが現れる疾患です。
頚椎症
加齢などにより首の骨(頚椎)や椎間板、靭帯が変形(変性)し、神経根や脊髄を圧迫して首・肩・腕に痛みやしびれを生じる疾患の総称です。
この記事の著者
大阪本院 院長野中 康行
2002年:川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年:神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年:医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年:ILC国際腰痛クリニック開設、2020年:医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年:野中腰痛クリニック開設、2023年:医療法人蒼優会開設・理事長就任、2025年:研修を経て10月に頚椎ディスクシール治療ライセンスを獲得