治療症例 / 院長ブログ

これからって時に……(脊柱管狭窄症の50代男性)

患者様の情報

50代 男性

疾患・症状

状態

数年前からキャンピングカーを整備されておられ、退職後に沖縄から北海道まで旅行を予定されておられました。しかし、今年2月中旬から右足に坐骨神経痛を自覚する様になり、近くの整形外科で脊柱管狭窄症と診断されておられます。外科的手術では、旅行はおろか長時間の運転が困難になりかねないために当院を受診されました。


検査

MRI検査

腰のMRI検査です。椎間板容量は減少しており、脊柱管狭窄症の合併が認められます。また腰椎不安定症も疑われます。


治療

椎間板治療としては、ディスクシール治療が良い適応であろうと判断しご説明しました。

治療の様子:鎮静剤

最近はほとんどの患者様が鎮静剤を希望されます。鎮静剤を使用すると患者様が動かれることが少なくなりますので、出血もほとんどありませんし、神経損傷を引き起こすことも一切ありません。

治療の様子:穿刺針

穿刺針は直径3mm程度になりますが、鎮静剤と局所麻酔の併用で痛みを自覚されたりすることはありません。

Annulargram検査

椎間板に対してAnnulargram検査を行っているところです。黒く映ってくる部分が椎間板の損傷部分になります。もし黒く映らず、椎間板内圧が高ければ減圧治療(レーザー治療、オゾン治療、ディスコゲル=セルゲル治療)などの治療法が適切だと判断します。

ディスクシール治療

黒く映っているために、ディスクシール治療が適応だと判断し治療を行いました。

治療前後のレントゲン写真

治療前後のレントゲン

治療前後のレントゲン写真です。左側が治療前で右側が治療直後になります。


院長の一言

連休

GW初日の日曜日は、雨の中、甲子園に行っとりました。結果は雨天コールドで阪神勝利となり幸先の良い連休となってくれました!

2日目の月曜は自宅の駐車場で焼き鳥を食べながらのタイガースの応援をしとりました。ほんまやったら、大阪の大泉緑地公園でバーベキューしよかと思てたんですけど、前日に雨が降っとりましたからね。ぬかるんだ地面でははしゃげめまへん。

GW:焼き鳥

3日目の火曜日は晴天やったんで、家族を連れて平城宮跡に繰り出しました。原っぱの真ん中に「雄大な大極殿」が再建されとるんですけど、いろいろ合わせて900億円くらいのお金が使われてるそうですわ……国土交通省が管理してはるんですけども、いつも人影がまばらですねん。警備費や施設維持費を考えると僕がたくさん行ってあげないと元が取れへん思いましたね(毒)

GW:平城宮跡1
GW:平城宮跡2

最終日の水曜日は自宅で北方謙三の「水滸伝第一巻」を読み直しながらゆっくりしとりました。この日は阪神勝利!ナイス!!毎年、GWはゆっくりしとります。


今回の治療法

ディスクシール治療(Discseel® Procedure)

治療期間

日帰り

治療費用

1,320,000円~1,650,000円(税込)

リスク・副作用

治療後2週間程度は、一時的に症状が悪化する可能性があります。ごく稀に椎間板の容量が増えたことによって、周りの筋肉や関節、靭帯などの広がりにより、筋肉痛や腰の違和感が出現することもあります。


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この記事の著者

医療法人蒼優会 理事長・野中腰痛クリニック 大阪本院 院長:野中康行

大阪本院 院長野中 康行

2002年:川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年:神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年:医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年:ILC国際腰痛クリニック開設、2020年:医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年:野中腰痛クリニック開設、2023年:医療法人蒼優会開設・理事長就任、2025年:研修を経て10月に頚椎ディスクシール治療ライセンスを獲得


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