治療症例 / 院長ブログ

シンガポールから来日の70代男性

患者様の情報

70代 男性(シンガポール籍)

疾患・症状

状態

5年前より両下肢に痺れを自覚されており、最近では歩行器を使用して100mほどの歩行しか出来なくなっておられます。外科的手術は拒否されており、ご親族が北米で行われているディスクシール治療を提案され、日本に来日されています。


検査

MRI検査

MRI検査

来日される1ヵ月前にMRI検査を行われており、来日前より遠隔でご相談させて頂いておりましたが、L4/5の椎間板に脊柱管狭窄症を認めます。


治療

椎間板に対してAnnulargram検査を行い、繊維輪損傷が確認できたのでディスクシール治療を行いました。

Annulargram検査

Annulargram検査です。環状椎間板造影検査とも言いますが、損傷部分が細かく確認できますね。

ディスクシール治療

ディスクシール治療を行っているところになります。治療時間は16分であり、鎮静剤も併用しましたので痛みを自覚されることもありませんでした。よしよし。


院長の一言

どないするんやろ

イラン戦争のニュースが連日飛び交ってますけど、医療材料は油の塊やさかい、数ヵ月後にはえらいことになりまっせ。ただでさえ物価上昇しとって医療機関はひいこら言うとる状況ですから、「とどめの一撃」になりまんがな。プスッとやられてしまうところも出てくるんちゃうか思てます。たしか、お上は「消費税は社会保障の為に絶対必要やから10%にします」て言うてましたやん。ほんまに社会保障の為やったらインフレで消費税収も毎年上がってるんやから、ちゃんとその分社会保障費に回してほしいですわ。医療点数は1点が10円と固定給ですけど、国民にも分かりにくいようにちょこちょこ点数あげたり下げたりしとらんともっと分かりやすくならへんのやろか。例えば、インフレ率3%アップ=自動的に消費税収も3%アップ=ほなら医療点数も10.3円にせなあきまへんがな……。どこ行ったんやろみんなの消費税。迷子やんか。迷子にしたり分かりにくくするのが政治の仕事ちゃうからね。

ヘルメット子:オロオロ

今回の治療法

ディスクシール治療(Discseel® Procedure)

治療期間

日帰り

治療費用

1,320,000円~1,650,000円(税込)

リスク・副作用

治療後2週間程度は、一時的に症状が悪化する可能性があります。ごく稀に椎間板の容量が増えたことによって、周りの筋肉や関節、靭帯などの広がりにより、筋肉痛や腰の違和感が出現することもあります。


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この記事の著者

医療法人蒼優会 理事長・野中腰痛クリニック 大阪本院 院長:野中康行

大阪本院 院長野中 康行

2002年:川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年:神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年:医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年:ILC国際腰痛クリニック開設、2020年:医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年:野中腰痛クリニック開設、2023年:医療法人蒼優会開設・理事長就任、2025年:研修を経て10月に頚椎ディスクシール治療ライセンスを獲得


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