患者様の情報
30代 男性
疾患・症状
状態
以前より椎間板ヘルニアがあり、腰痛発作を繰り返している状態です。来年1月に海外赴任が決定しておられるので、なんとか年内に治療をしたいと希望され受診されています。
検査
MRI検査

腰のMRI検査になります。椎間板ヘルニアが確認され腰痛発作の原因と考えます。
治療
椎間板容量は減少している状態です。下肢の神経症状はありませんので、ディスクシール治療の可能性が高いとご説明いたしました。
Annulogram(アニュログラム検査)
繊維輪の損傷部分Annulogram検査で確認しております。
ディスクシール治療
ディスクシール治療を行っているところになります。
治療前後のレントゲン写真

治療前後のレントゲン写真です。左側が治療前、右側が治療後になります。
年内に治療ができてほっとされていました。もう年末なんて、あっという間の1年でした。
院長の一言
雪山が待ってる
いよいよスキーシーズンがやってきました。今シーズンに向けて、クリニックのイメージキャラクター「ヘルメット子」を題材にした雪山用のトレーナーを作成しております。

HIMEKURE(ひねくれ)ってイラストされてとるんですけど、ひねくれまくってコース外滑走をしろとは言うてまへんからね。48歳のおじさんですが、これ着て雪山を楽しみたいと思っとります。気になる人はここで買えますよ。
今回の治療法
ディスクシール治療(Discseel® Procedure)
治療期間
日帰り
治療費用
1,320,000円~1,650,000円(税込)
リスク・副作用
治療後2週間程度は、一時的に症状が悪化する可能性があります。ごく稀に椎間板の容量が増えたことによって、周りの筋肉や関節、靭帯などの広がりにより、筋肉痛や腰の違和感が出現することもあります。
関連するの疾患と症状
腰椎椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニアとは、背骨の間にある椎間板(ついかんばん)が外に飛び出し、神経を圧迫する疾患です。坐骨神経痛やぎっくり腰などの症状を引き起こします。
この記事の著者
大阪本院 院長野中 康行
2002年:川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年:神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年:医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年:ILC国際腰痛クリニック開設、2020年:医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年:野中腰痛クリニック開設、2023年:医療法人蒼優会開設・理事長就任