患者様の情報
70代 男性(オーストラリア)
疾患・症状
状態
患者様は、オーストラリア在住の元ツアープロゴルファーだった方です。今はコーチングをされているのですが、若い頃から腰痛を自覚されており、最近では座ると腰痛が出現するようになられています。カートの運転は問題ないのですが、車の運転で腰痛が出現し、前屈動作で腰痛が悪化。長時間の歩行では右足に坐骨神経痛が出現する状態です。以前より北米のディスクシール治療のことはご存知でしたが、日本での治療を希望され来日されています。
検査
MRI検査

腰のMRI検査です。複数の椎間板が潰れており、相当の変形も伴っています。脊柱管狭窄も合併しております。
治療
遠隔画像相談により、ディスクシール治療の説明をさせて頂いておりました。
Annulargram検査
椎間板損傷部分にAnnlargram検査を行っているところです。損傷部分が黒く描出されています。
ディスクシール治療
ディスクシール治療を行っています。都合4箇所に治療を行いました。

オーストラリアに行ったらゴルフを教えてくれるそうです。がんばろっと。
院長の一言
オーストラリア行こかな
ちょっと前に、海外から治療を希望して来日される方が多いってお話をしたんですけど、最近はインドネシア、カナダ、オーストラリアからの人がめっちゃ増えてます。ぼちぼち増えてるんが中東地域や東欧ですね。中国や香港あたりの患者様は昔から変わらず同じくらいで、今は日本人:外人=8:2くらいですかね。
そんなもんで、治療後の患者さんから来てくれと言われる事も多くて、とりあえずインドネシアには年1回ほど行って、現地の先生なんかとも懇親会をしたりしてるんですね。中国の先生や患者さんに招待されることも多いんですけど、日本人が拘束されたりしたって聞くし、政治的にタブーな用語なんかも多くてちょっと怖くていけないです。来年はオーストラリアの病院見学にでも行こかな? 確実に家族の許可はえられまへんけど……。

今回の治療法
ディスクシール治療(Discseel® Procedure)
治療期間
日帰り
治療費用
1,320,000円~1,650,000円(税込)
リスク・副作用
治療後2週間程度は、一時的に症状が悪化する可能性があります。ごく稀に椎間板の容量が増えたことによって、周りの筋肉や関節、靭帯などの広がりにより、筋肉痛や腰の違和感が出現することもあります。
関連するの疾患と症状
腰部脊柱管狭窄症
腰部脊柱管狭窄症とは、背骨にある神経の通り道「脊柱管」が狭くなる疾患です。腰痛や足の神経障害、歩行困難などの症状を引き起こします。
椎間板変性症
椎間板変性症とは、背骨の間にある椎間板(ついかんばん)が変形する疾患です。椎間板の変形により、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症などの様々な病気につながる恐れがあります。
この記事の著者
大阪本院 院長野中 康行
2002年:川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年:神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年:医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年:ILC国際腰痛クリニック開設、2020年:医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年:野中腰痛クリニック開設、2023年:医療法人蒼優会開設・理事長就任、2025年:研修を経て10月に頚椎ディスクシール治療ライセンスを獲得