患者様の情報
60代 女性
疾患・症状
状態
田舎でお一人暮らしですが、身の回りのことは自分でされています。昨年の暮れごろから歩くと足にしびれが出現するようになり、長く歩けなくなって趣味である園芸も困難となってしまわれました。近くの病院では脊柱管狭窄症があると診断され、リハビリ等を勧められましたが改善がないため、当院を受診されています。
検査

腰のMRI検査になります。L3/4・L4/5・L5/S椎間板が潰れており、脊柱管狭窄症を合併しており、あきらかに椎間板容量の減少を認めます。
治療
Annularagram検査を行ったところ、繊維輪の損傷と椎間板内圧の低下が確認できたので、ディスクシール治療を行いました。
Annulargram検査
Annulargram検査(環状椎間板造影)の様子です。損傷部分が確認できます。
ディスクシール治療
ディスクシール治療の様子です。椎間板容量が増加する程度まで治療していきます。
治療前後のレントゲン写真

治療前後のレントゲン写真です。左側が治療前で右側が治療後になります。患者様のご希望もあり、鎮静剤の使用量を少なめに致しましたが、治療中の記憶はほとんどなかったようです。
院長の一言
ポンと1兆6千億円
高市さんが、カンボジア、マレーシア、フィリピンなどアジア地域のエネルギー資源を維持するために100億ドル(1兆6千億円)の政府保証をしはるってニュースになってました。建前としてはアジア諸国が潰れてしまうと医療品などの輸入が滞り、日本にもダメージが生じるからとの事らしいですけども……国民としては簡単に「はーい!納得しました」とはいかへんですわな。
100億ドルもの保証人になるんやったら金額の根拠、焦げ付きリスク、ほんまに医療品輸入が滞らんようになるんかどうかも細かく説明せなあきまへんわ。だって、アジア諸国が借りたお金を返さんかったら最後は国民の税金で立て替えなあかんのでっせ。
金を借りる時の地蔵顔、返す時の閻魔顔っちゅう諺もあるくらいなんやから、国同士で逆恨みとかになやんように気をつけなあきまへんで。

今回の治療法
ディスクシール治療(Discseel® Procedure)
治療期間
日帰り
治療費用
1,320,000円~1,650,000円(税込)
リスク・副作用
治療後2週間程度は、一時的に症状が悪化する可能性があります。ごく稀に椎間板の容量が増えたことによって、周りの筋肉や関節、靭帯などの広がりにより、筋肉痛や腰の違和感が出現することもあります。
関連するの疾患と症状
腰部脊柱管狭窄症
腰部脊柱管狭窄症とは、背骨にある神経の通り道「脊柱管」が狭くなる疾患です。腰痛や足の神経障害、歩行困難などの症状を引き起こします。
椎間板変性症
椎間板変性症とは、背骨の間にある椎間板(ついかんばん)が変形する疾患です。椎間板の変形により、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症などの様々な病気につながる恐れがあります。
坐骨神経痛
坐骨神経痛とは、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などを原因とし、腰から下部の臀部や脚部に痛みや痺れを感じる症状です。
この記事の著者
大阪本院 院長野中 康行
2002年:川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年:神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年:医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年:ILC国際腰痛クリニック開設、2020年:医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年:野中腰痛クリニック開設、2023年:医療法人蒼優会開設・理事長就任、2025年:研修を経て10月に頚椎ディスクシール治療ライセンスを獲得