治療症例 / 院長ブログ

2度の頚椎除圧術後も残存する症状の改善を期待して

患者様の情報

40代 男性

疾患・症状

状態

過去に2度、頚椎除圧術を受けられておりますが、頸部痛、左肩~背中の疼痛、上肢の疼痛、しびれを自覚しております。


検査

MRI検査

MRI検査

MRIではC4/5、C5/6、C6/7の椎間板変性とヘルニアを認めております。


治療

鎮静剤を使用し、患者様には眠っていただいている状態で痛みや不安なく治療を行います。

Annulargram

頚椎椎間板のAannulogram(造影検査)で3箇所の椎間板全てにおいて線維輪の損傷を認めましたので、抗炎症治療としてディスクシール治療を行いました。

ディスクシール治療

治療時間は15分とスムーズに終了いたしました。

治療前後のレントゲン写真

治療前後のレントゲン写真

治療前後のレントゲン写真になります。左側が治療前で右側が治療後になります。


副院長の一言

頚椎の治療を本格的に開始しておりますが、頚椎に関しては脊柱管が狭窄していれば、治療によるリスクが増加するため治療の対象外となります。低侵襲で比較的早期に症状の改善が期待できるので良い治療ではありますが、適応に関しては事前に画像でしっかりと確認をする必要があります。後頭部の頭痛から上肢の痛み、手の痺れなどの症状でお悩みの方はぜひご相談ください。


今回の治療法

頚椎ディスクシール治療(Discseel® Procedure)

治療期間

日帰り

治療費用

1,430,000円~1,870,000円(税込)

リスク・副作用

治療後2週間程度は、一時的に症状が悪化する可能性があります。ごく稀に椎間板の容量が増えたことによって、周りの筋肉や関節、靭帯などの広がりにより、筋肉痛や違和感が出現することもあります。


関連するの疾患と症状

頚椎椎間板ヘルニア

頚椎椎間板ヘルニア

頚椎椎間板ヘルニア

首の骨(頚椎)の間にある椎間板の内圧が上昇して飛び出すことで神経を圧迫し、首や肩、腕・手に痛みやしびれが現れる疾患です。

頚椎椎間板変性症

頚椎椎間板変性症

頚椎椎間板変性症

首の骨(頚椎)の間にある椎間板が加齢や負荷によって損傷・老化し、クッション機能が低下する疾患です。


この記事の著者

野中腰痛クリニック 大阪本院 副院長:石田貴樹

大阪本院 副院長石田 貴樹

2009年:高知大学卒業・医師免許取得、2012年:神戸市立医療センター西市民病院勤務、2013年:兵庫県立尼崎病院勤務、2014年:関西労災病院勤務、2019年:ILC国際腰痛クリニック勤務、2021年:野中腰痛クリニック勤務、2022年:2年間の研修を経て10月にライセンスを獲得、2023年:医療法人蒼優会理事就任・野中腰痛クリニック副院長就任、2025年:研修を経て10月に頚椎ディスクシール治療ライセンスを獲得


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