患者様の情報
40代 男性
疾患・症状
状態
3年前に当院を受診された際、軽度の腰痛だったためリハビリ等で改善しておられました。しかし、徐々に体重が増えたところにゴルフを契機に腰痛が再燃し、その後1ヵ月以上改善がないため当院を再診されています。
検査
MRI検査

腰のMRI検査です。L4/5、L5/Sで椎間板ヘルニアを認めます。とくにL5/Sでは椎間板容量が50%以下まで低下しているのが確認できます。
治療
再度保存的治療をお勧めしたのですが、腰痛の心配をしたくないと希望され、椎間板治療を希望されました。
Annulargram検査
椎間板検査の様子ですが、繊維輪の損傷が確認できました。
ディスクシール治療
ディスクシール治療を行っています。治療後より腰痛が半減し、満足され帰宅されました。
院長の一言
医療材料の値上げ
連日、ホルムズ海峡が閉鎖されて物価が上がるなんてニュースが流れとりますけど、医療材料はプラスチック(石油)の塊ですから、確実に材料費が上がるはずです。医療材料費はホルムズ海峡閉鎖の直撃を受けよるんですね。言うたかて、去年だけで材料費は30~40%も値上げされとるんですけどね……えらいこっちゃでほんま。
戦争なんて資本の無駄遣いですがな。勝手にミサイル落として、周りにぎょうさん迷惑かけといて謝罪もせえへんし……人命をなんやと思てるんやろか。数ヵ月間ホルムズ海峡が閉鎖されたら、ガソリン価格も1リッター300円超え、食料品は20%以上の値上げなんて言われてますがな。医療材料費は最悪2~4倍の値上げもありえるらしく、病院は手術停止せなあかん自体になりまっせ。お祈りしか出来へんけど。
昨日は現実逃避すべく「ヘルメット子の3Dダンス」動画をAIにお願いして作ってみました。すごいですわAI。
今回の治療法
ディスクシール治療(Discseel® Procedure)
治療期間
日帰り
治療費用
1,320,000円~1,650,000円(税込)
リスク・副作用
治療後2週間程度は、一時的に症状が悪化する可能性があります。ごく稀に椎間板の容量が増えたことによって、周りの筋肉や関節、靭帯などの広がりにより、筋肉痛や腰の違和感が出現することもあります。
関連するの疾患と症状
腰椎椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニアとは、背骨の間にある椎間板(ついかんばん)が外に飛び出し、神経を圧迫する疾患です。坐骨神経痛やぎっくり腰などの症状を引き起こします。
椎間板変性症
椎間板変性症とは、背骨の間にある椎間板(ついかんばん)が変形する疾患です。椎間板の変形により、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症などの様々な病気につながる恐れがあります。
この記事の著者
大阪本院 院長野中 康行
2002年:川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年:神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年:医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年:ILC国際腰痛クリニック開設、2020年:医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年:野中腰痛クリニック開設、2023年:医療法人蒼優会開設・理事長就任、2025年:研修を経て10月に頚椎ディスクシール治療ライセンスを獲得