患者様の情報

60代 男性

病名

  • 椎間板ヘルニア

患者様の状態

1年以上前より足先に痺れを自覚されました。
座っている時などに痺れを感じられ近くの整形外科を受診されましたが、改善の兆しがないことから当クリニックを受診されました。


診察と検査結果

腰腰のMRI検査ですが、腰を横から見ております。
向かって右側が背中側、向かって左がお腹側となります。
腰は腰椎と呼ばれる小さな骨が縦に並んで出来ており、腰椎と腰椎の間にはクッションである椎間板が存在しおります。
また腰椎と椎間板の傍を足の神経が通っています。
このMRI写真では第4腰椎と第5腰椎の間にある椎間板がわずかに飛び出しており椎間板ヘルニアと呼ばれる状態です。
尚椎間板の容量は保たれています。


施術内容

DST法

飛び出した椎間板に対してPLDD(経皮的椎間板減圧術)を行うことで、飛び出しの原因である圧力の低下を図ります。
今回は腰部椎間板L4/L5の1箇所に対して行いました。

部分麻酔を行い治療用の管を椎間板まで挿入しております。
私の目線の先には、レントゲン透視装置のモニター画面があり、モニター画面越しに治療用の管を操作しています。

4分程で椎間板まで治療用の管を挿入し、PLDD(経皮的椎間板減圧術)を施行しております。}
半導体レーザーを用いて椎間板内の焼却を行います。
この時に大事な事は、神経を焼かない事はもちろんですが、写真にあるようにイヤホンで焼却中の音を確認する事です。

PLDD(経皮的椎間板レーザー減圧術)に使用する半導体レーザーの様子を収めた動画です。
治療時間は14分でした。


院長より一言

本日PLDD(経皮的椎間板レーザー減圧術)をおこなってから約6ヵ月経過した56歳男性が受診されました。
治療後は坐骨神経痛も改善があったのですが、5月に重量物を配送した際に一時的に腰痛が出現され、本日7月4日の時点では腰痛は改善傾向であられましたが心配になられての受診でした。
MRI検査でもヘルニアは減少傾向でありましたので、心配はないことをお伝えしましたが、筋力低下が目立っておりましたので重量物を扱うためには体幹筋力強化が必要である事、なおボディビルダーの様な筋力は必要ではなく、いわゆる細マッチョを目指すように体幹トレーニングをする事が肝要であるとご説明させて頂きました。
私も患者様にご説明する手前、体幹トレーニングをがんばろうと思っております。


この記事の著者

この記事の著者:野中康行院長

NLC野中腰痛クリニック 院長 野中 康行

2002年川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年ILC国際腰痛クリニック開設、2020年医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年NLC野中腰痛クリニック開設。

治療実績:3,807件(平均76件/月・2018年6月~2022年7月まで)