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PIDT法(経皮的椎間板インプラント治療)/ 日帰り腰痛治療

PIDT法(経皮的椎間板インプラント治療)とは

経皮的椎間板インプラント治療- PERCUTANEOUS IMPLANT DISC TREATMENT

PIDT法(経皮的椎間板インプラント治療)ディスコジェルは欧州で広く行われている腰椎椎間板ヘルニアに対する低侵襲治療です。

ディスコジェルの主成分はエチルアルコールとタングステン(金属粉末)になります。エチルアルコールにより椎間板内の髄核(水分)を蒸散(蒸発)させることで椎間板の容量を減らし、ヘルニアの症状を改善させる治療機器です。また、タングステン等が椎間板内に残ることで椎間板の容量は減少しにくいと考えられています。

PLDD法(保険診療外)やヘルニコア(保険診療)などと同じく軽度の腰椎椎間板ヘルニアに対して有効な治療法になります。従来の椎間板切除術(MEDやPELD法など)の外科的手術によるリスクを懸念される患者様にも対応可能です。

※PIDT法に使用しているディスコジェル(DiscoGel)は未承認医療機器になりますが、日本では医師の責任において使用することができます。

※タングステンはエチルアルコールが椎間板外に漏れると神経障害を引き起こすため、漏れていないことを確認するためにレントゲンに映る金属成分として混入されています。

PIDT法に関する注意事項

未承認医薬品等
この治療で使用されるDISCOGEL®は医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認医療機器ですが、日本では医師の責任において使用することができます。
入手経路等
当院で使用しているDISCOGEL®はフランス・EUのGELSCOM SAS社で製造されたものを当院で個人輸入しております。「個人輸入において注意すべき医薬品などについて」のページをご覧ください。
国内の承認医薬品等の有無
国内においては承認されている医療機器ではありません。
諸外国における安全性等に係る情報
Directive93/42/EEC(European EconomicCommunity)に対してCEマーク認証(2008)を得た医療機器グラスⅢです。治療後の1週間後一時的な神経根の刺激による一時的に神経痛・疼痛が引き起こされることがあります。

PIDT法(経皮的椎間板インプラント治療)の対応している腰の病気

対応疾患一覧

  • 腰椎椎間板ヘルニア

このようなお悩みの方が対象

  • 腰椎椎間板ヘルニアに悩まされている
  • レーザー治療(PLDD法)を検討している
  • 外科的手術を勧められたが怖い
  • ヘルニアの摘出手術をしたが再発し、改善もない
  • 外科的手術後に改善しなかった、または再発した
  • 高齢のため外科的手術のリスクが高い
  • 腰痛の手術で入院したくない

ご高齢の方(80歳以上の方)も治療が可能です。

PIDT法(経皮的椎間板インプラント治療)のメリット

椎間板の緩衝機能を改善

筋肉や靭帯などを傷つけず治療可能

外科的手術のように筋肉や靭帯を切開せず、椎間板に直接治療できるため、傷口が小さく身体への負担も少ない治療法です。

負担が少ない日帰り治療

負担が少ない日帰り治療

局所麻酔と針のみで治療を行うため、治療時間は20~25分程度。治療後数時間安静ののちにご帰宅が可能です。

手術のリスクが高い方にも治療可能

手術のリスクが高い方にも治療可能

ご高齢の方、外科的手術のリスクが高い方も治療可能です。

PIDT法(経皮的椎間板インプラント治療)と従来の手術方法との比較

スワイプしてご覧ください ⇒

治療法
比較項目
PIDT法(インプラント治療)MED(内視鏡椎間板切除手術)脊椎固定術及び除圧手術ヘル二コア(椎間板内酵素注入療法)
再発率
(治療後2年以内)
低い高い極めて高い低い
椎間板の
修復・再生効果
無し無し無し無し
治療後の
椎間板への
ダメージ
少ない有り有り有り
入院期間日帰り約7日間約21日間日帰り
通院の必要基本的に必要なし必ず必要必ず必要基本的に必要なし
保険適応×

PIDT法(経皮的椎間板インプラント治療)による椎間板治療の流れ

  1. 準備
    準備
    治療台の上にうつ伏せで寝ていただきます。
  2. 診察受付
    消毒
    背中から治療を行うため、しっかりと消毒します。治療担当医や看護師などスタッフは滅菌のグローブとガウンを着用しています。
  3. 麻酔
    麻酔
    背中に数ミリの針で局所麻酔を行います。また、ご要望に合わせて鎮静剤を使った治療もご案内しております。
  4. 治療
    治療
    背中に0.8mmの針(穿刺針)を椎間板に挿入し、椎間板内に治療薬「ディスコゲル」を注入します。
  5. 安静
    安静
    治療後は回復室で1時間程度安静にしていただきます。

椎間板の状態

ヘルニアにより神経が圧迫され炎症が起こった椎間板
ヘルニアにより神経が圧迫され炎症が起こった椎間板。
局所麻酔下で椎間板内にディスコジェルを挿入します。
局所麻酔下で椎間板内にディスコジェルを挿入します。
椎間板内の水分を吸収して圧力を下げます。
椎間板内の水分を吸収して圧力を下げます。
椎間板内には異物であるタングステン(金属粉末)が残ることによって椎間板容量は増えて見えることがあります。
椎間板内には異物であるタングステン(金属粉末)が残ることによって椎間板容量は増えて見えることがあります。

腰椎椎間板ヘルニアに有効

PIDT法は腰椎椎間板ヘルニアでも特に内圧が高く軽度~中度のヘルニアに対して有効です。脱出型に対してもPIDT法は有効な治療法になります。

腰椎椎間板ヘルニア

ディスコジェル禁忌疾患

  • 椎間板が潰れた症例
  • 腰部脊柱管狭窄症
  • 腰椎すべり症
  • 圧迫骨折
  • 腰椎不安定症

PIDT法(経皮的椎間板インプラント治療)の治療時間

治療時間
20~25分程度

治療後は30分で歩行可能となり(※個人差あり)、約60分後には帰宅可能となります。デスクワークや軽動作は翌日から可能ですが、スポーツや重労働は1ヵ月程度控える必要があります。

PIDT法(経皮的椎間板インプラント治療)の効果と副作用について

効果について

治療後3~6ヵ月で大きな効果が期待されます。

副作用について

治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。
神経損傷は自験例でも論文でも報告はありません。ただし局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。

PIDT法(経皮的椎間板インプラント治療)の治療後の運動制限について

当院の治療は日帰り治療のため、治療後翌日から日常生活への復帰が可能です。また可能な限り歩行や運動を行うことを推奨しております。しかし、一部控えていただく必要がある運動や日常の動作がございます。

治療後からできる運動や日常生活治療後
ホットカイロ(温熱療法)術後すぐ
自転車1日
サウナ3日
温泉3日
プール3日
スポーツジム7日
マッサージ7日
ブロック注射7日
リハビリ7日
ヨガ(ねじるような動作)14日
整体14日
スポーツバイク14日
鍼治療14日
ゴルフ30日

※ゴルフのラウンドは治療後30日以上経ってからを推奨しております。

PIDT法(経皮的椎間板インプラント治療)の治療費用

治療箇所(椎間板につき)1箇所2箇所3箇所4箇所
治療費用750,000円(税込:825,000円)850,000円(税込:935,000円)950,000円(税込:1,045,000円)1,050,000円(税込:1,155,000円)

備考

※大阪本院にて診察後治療を受けた場合、診察・MRI等の検査費用はすべて上記治療費用に含まれます。
※本治療方法は健康保険が適用されないため、全額自費診療となります。
※お支払い方法は現金・クレジットカード(VISA、MasterCard、銀聯)・事前振り込みによるお支払いが可能です。
※医療費の確定申告にて税金の還付を受ける事が出来ます。

PIDT法(経皮的椎間板インプラント治療)に関するご質問と回答

PIDT法について

治療後について

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    椎間板再生治療

    DRT法 - 椎間板再生治療
  • DST法

    ディスクシール治療

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  • PLDD法

    経皮的レーザー椎間板減圧術

    PLDD法 - 経皮的レーザー椎間板減圧術
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  • PLOT法

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    PLOT法 - 経皮的オゾンレーザー治療
  • PIDT法

    経皮的椎間板インプラント治療

    PIDT法 - 経皮的椎間板インプラント治療

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対応疾患

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