患者様の情報

80代 女性

病名

  • 脊柱管狭窄症
  • 椎間板ヘルニア
  • 椎間板変性症

患者様の状態

以前より畑仕事などで腰痛を自覚されておられましたが、2年前より足に神経痛が出現するようになられました。
買い物などで出かける際も歩く事がままならない痛みが出現し、徐々に悪化している事から当クリニックを受診されています。


診察と検査結果

腰のMRI検査ですが腰を横から見ており、向かって右側が背中側となります。
腰は腰椎と呼ばれる比較的小さな骨が縦に並んでできており、腰椎と腰椎の間には椎間板と呼ばれるクッションが存在しております。
また腰椎と椎間板の傍には足の神経が通っており、その部分を脊柱管と言います。
このMRI写真では、4箇所の椎間板が薄く潰れている状態であり、神経の通り道も狭くなった脊柱管狭窄症と呼ばれる状態です。


施術内容

DST法

潰れた椎間板をDST(ディスクシール治療)により修復する事で、神経症状の改善を図ります。
今回は腰部椎間板L2/L3、L3/L4、L4/L5、L5/Sの4箇所にDST(ディスクシール治療)を行いました。

治療中の様子を見られることから、局所麻酔のみで治療を開始しております。

目標の椎間板まで治療用の管をスムーズに挿入することができました。
患者様に椎間板の状態と治療の様子を見ていただいているところです。

治療中の動画です。
DST(ディスクシール治療)を行っております。

治療時間は15分であり、痛みを自覚されることもなく、治療は無事終了しております。


院長より一言

当院は新大阪駅前にございますが、本日は朝から多数の外国人観光客の方々が駅前におられました。
入国制限も緩和され始めているのを実感致しました。
加えて海外から当院へのお問い合わせも増えております。
また米国では、DST(ディスクシール治療)のライセンス契約を行う病院施設が130を超える予定だと聞いております。
アジアに関しては、北米と異なり知的財産権の特許が認められていないことから、当院のチーム医師のみが治療を行っている状況です。
今後、日本でも医療行為に関する知的財産権の保護に関して法整備されれば、海外の新しい治療も普及しやすくなると思います。


この記事の著者

この記事の著者:野中康行院長

NLC野中腰痛クリニック 院長 野中 康行

2002年川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年ILC国際腰痛クリニック開設、2020年医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年NLC野中腰痛クリニック開設。

治療実績:3,600件(平均75件/月・2018年6月~2022年5月まで)