【DST法】腰椎すべり症と脊柱管狭窄症による坐骨神経痛で自由に歩けなくなってしまわれた70代男性【治療実績】

患者様の情報

70代　男性

疾患・症状

• 腰椎すべり症
• 脊柱管狭窄症
• 椎間板変性症
• 坐骨神経痛

患者様の状態

以前より腰痛は自覚されておられましたが、さほど気にされることも無く生活は送られていました。半年ほど前より臀部に痛みが出現し、右足先にもしびれを感じるようになられました。歩行により痛みとしびれが悪化する状態となられたことから当クリニックを受診されておられます。

診察と検査結果

腰のMRI検査ですが複数の椎間板が潰れかけています（椎間板変性症）。また腰椎の並びがずれており、腰椎すべり症と呼ばれる状態になっています。結果的に足の神経も圧迫を受け、脊柱管狭窄症と呼ばれる状態になっています。

施術内容

DST法（ディスクシール治療）

損傷した椎間板4箇所（L2/L3、L3/L4、L4/L5、L5/S1）を治療し、神経症状の改善を図っています。

局所麻酔のみで治療を行っております。少し痛みを感じられましたが数分で麻酔は終了いたします。

治療用の管を挿入しております。4箇所で5分程度でした。

椎間板を検査しております。検査の結果で治療法を選択していきます。治療時間は20分でした。2時間後に帰宅していただきました。

院長の一言

本日午後の外来で、ご自身の身の上話を本当に面白おかしく話される患者さまがおられました。神経痛で悩まれてはいるのですが、生活の中で工夫をされておられまして、痛みをプラスに捉えるような気持ちが大事だとお話をなされており、なんだか落語を聞いている様な気持ちになり笑いながらの外来となってしまいました。外来終了後に久しぶりに「吉本新喜劇」を観に行きたくなりました。コロナが第5類に分類されましたら行こうと思っております。