患者様の情報
60代 女性
疾患・症状
患者様の状態
腰と背中、右のお尻に坐骨神経痛の症状があり、痛みと痺れに悩まされています。常に痛みを感じている状態で、近隣の整形外科でリハビリやブロック注射をするも改善なく当院に来院されることになりました。
患者様の希望
趣味のダイビングを治療1か月後から始めたいと希望されています。
施術内容
ディスクシール治療(Discseel® Procedure)
治療前の造営検査の結果、椎間板の損傷を認めましたため1箇所にディスクシール治療(Discseel® Procedure)を行いました。
治療の様子は患者様と確認しながら行いました。
術後
治療後1時間ほど安静ののち、治療後の診察で治療効果が出るまでには3~6か月程お時間がかかることを説明し退院となりました。
※治療効果は個人差があります。
治療法
ディスクシール治療(Discseel® Procedure)
治療期間
日帰り
治療費用
1,320,000円~1,650,000円(税込)
リスク・副作用
治療後2週間程度は一時的に症状が悪化する可能性があります。ごく稀に椎間板の容量が増えたことによって周りの筋肉・関節や靭帯などの広がりにより筋肉痛や腰の違和感が出現することもあります。
この記事の著者
医療法人蒼優会 理事長
NLC野中腰痛クリニック 院長野中 康行
2002年:川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年:神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年:医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年:ILC国際腰痛クリニック開設、2020年:医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年:NLC野中腰痛クリニック開設、2023年:医療法人蒼優会開設・理事長就任
腰椎椎間板ヘルニア
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腰部脊柱管狭窄症
腰部脊柱管狭窄症とは背骨にある神経の通り道「脊柱管」が狭くなる疾患です。腰痛、足の神経障害や歩行困難などの症状を引き起こします。
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椎間板変性症とは背骨の間にある椎間板(ついかんばん)が変形する疾患です。椎間板の変形により、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症やすべり症など様々な病気につながる恐れがあります。
坐骨神経痛
坐骨神経痛とは、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症などを原因とし、腰から下部の臀部や脚に痛みやしびれを感じる症状です。