患者様の情報
70代 男性
疾患・症状
患者様の状態
10年以上前、会社の同僚たちで相撲をとった際に初めて腰痛発作が出現されました。その後、腰痛は良くなったり悪くなったりを繰り返され、最近は前かがみ(草取り)の姿勢で常に腰痛が出現するようになり、長時間座る事も出来なくなりました。今回、腰痛の悪化を治療する目的で当クリニックを受診されました。
診察と検査結果

腰を横から見た写真(MRI検査)です。向かって右が背中側、向かって左がお腹側となります。腰は背骨である腰椎が縦に並んで出来ており、腰椎と腰椎の隙間を埋めるようにクッションである椎間板が存在しています。この写真では椎間板が潰れてしまっている部分があり、腰痛の原因となります。
施術内容
ディスクシール治療(Discseel® Procedure)+PODT法
腰椎L4/5にPODT法、L5/S部分にディスクシール治療(Discseel® Procedure)を行いました。潰れた椎間板に対して、原因治療としてディスクシール治療(Discseel® Procedure)を行います。

椎間板が潰れており、治療用の管に関しては形状を変化させて対応していきます。治療用の管は治療用途に合わせてオリジナルで作成した3種類の管があり、患者様の状態に合わせて使い分けを行っています。
工夫をすることで、潰れた椎間板内に管を通過させて検査しているところです。
術後
治療後は2時間ほどで休憩していただき、その後歩いて頂きいたところしびれが50%程度、座られた時の腰痛も50%程度改善をしており、感謝していただきました。今後さらに改善が期待されます。
※治療効果は個人差があります。
院長より一言
10年以上続く腰痛に対しても、原因治療を行う事で十分改善が期待できます。お悩みの患者様はご相談いただければ幸いです。また治療予約が入らない状況であることから、本来は休診日である12月22日(水)を治療専用の日と致しました。また新規の診察も最短で12月後半になっており、現状1ヵ月以上お待ちいただく事になっております。大変ご迷惑をおかけし申し訳ございません。
今回の治療法
ディスクシール治療(Discseel® Procedure)
治療期間
日帰り
治療費用
1,320,000円~1,650,000円(税込)
リスク・副作用
治療後2週間程度は、一時的に症状が悪化する可能性があります。ごく稀に椎間板の容量が増えたことによって、周りの筋肉や関節、靭帯などの広がりにより、筋肉痛や腰の違和感が出現することもあります。
関連するの疾患と症状

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアとは、背骨の間にある椎間板(ついかんばん)が外に飛び出し、神経を圧迫する疾患です。坐骨神経痛やぎっくり腰などの症状を引き起こします。

椎間板変性症

椎間板変性症とは、背骨の間にある椎間板(ついかんばん)が変形する疾患です。椎間板の変形により、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症などの様々な病気につながる恐れがあります。
この記事の著者

大阪本院 院長野中 康行
2002年:川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年:神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年:医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年:ILC国際腰痛クリニック開設、2020年:医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年:野中腰痛クリニック開設、2023年:医療法人蒼優会開設・理事長就任