患者様の情報

50代 男性

病名

  • 椎間板ヘルニア
  • 脊柱管狭窄症
  • 腰椎すべり症

患者様の状態

30歳代の頃よりぎっくり腰を繰り返し、その都度マッサージや整体に通われ様子を見られていました。
今回令和3年8月頃にぎっくり腰になられましたが、腰だけでなくお尻と両足太ももの裏側に痛みが出現しており、新たに坐骨神経痛が出現してしまいました。
近くのクリニックを受診されたところ脊柱管狭窄症と腰椎すべり症と診断され、当クリニックを受診されました。


診察と検査結果

腰を横から見た写真(MRI)です。
腰は小さな骨(腰椎)が縦に並んで出来ています。
小さな骨(腰椎)同士がぶつかると損傷してしまうため、間にはクッション(椎間板)が存在します。
傍には足の神経が通っています。
この写真では3か所のクッション(椎間板)で黒くなり(水分が少なくなり)、飛び出したような変形(椎間板ヘルニア)を認めます。
また神経の通り道が狭くなっています(脊柱管狭窄症といいます)。


施術内容

DST法

腰椎L3/4・L4/5・L5/S部分にDST3箇所の治療を行いました。
クッション(椎間板)を治療する事で腰椎の動揺を抑え、神経症状の改善を図ります。

患者様にうつ伏せに寝ていただき、局所麻酔により痛みを取り除きます。

直径8mmの治療用の管をレントゲンを見ながらクッション(椎間板)まで挿入します。
椎間板が潰れており、狭いところに治療用の管を挿入している動画です。
また患者様は痛みをほとんど感じておられず、管が入った事も分かりませんでした。

管が入った後は、患者様にクッション(椎間板)の検査と治療内容を動画で説明しながら見ていただきました。

黒く映っているところがクッション(椎間板)の損傷部位となります。
その後DST(ディスクシール治療)を行いました。
治療時間は20分程度でした。


術後

2時間ほどベッドでお休みいただいた後、治療内容の説明を行い、帰宅していただきました。
1~2ヵ月以内に症状の改善が期待できると思われます。

※治療効果は個人差があります。


院長より一言

厚生労働省よりビフォー/アフターの写真を同時に掲載してはいけないとガイドラインで定められている為、治療前後の画像をお見せできないのが残念です。
美容関係で写真を加工していることが判明しガイドラインが策定された様です。
ただし直接外来に来られた患者様に治療前後の検査結果を説明する事は当然可能ですので、ご興味のあられる患者様はご連絡いただければ幸いです。

この記事の著者

この記事の著者:野中康行院長

NLC野中腰痛クリニック院長野中 康行

2002年川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年ILC国際腰痛クリニック開設、2020年医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年NLC野中腰痛クリニック開設。

治療実績:3,867件
(平均76件/月・2018年6月~2022年8月まで)


腰椎すべり症

腰椎すべり症

腰椎すべり症とは背骨が前方や後方にずれてしまう疾患です。腰痛・足の神経障害の他に間欠性跛行(かんけつせいはこう)の症状を引き起こします。