治療時の流れ
治療は6階で行っております。アテンドスタッフと一緒に移動していただき、治療室では看護師と医師、放射線技師がお待ちしております。患者様の間違いがないように、お名前をネームバンドで確認させていただいております。その後体制を整え、抗生剤の点滴の留置→治療部位の消毒→治療開始となります。検査と治療は一緒に見ていただくことも出来ますので、興味のある方はモニターを準備しリアルタイムで説明させていただきます。治療が終わりましたら傷口の消毒を行い、治療後の内服薬と翌日の消毒について看護師から説明させていただき、その後ストレッチャーでお部屋までお連れ致します。不安や気になることがありましたら、医師・看護師などの医療スタッフがおそばにおりますので、なんでもお聞きください。
鎮静剤を使用される場合の治療前の食事の注意点
当院の治療は鎮静剤を使用し治療を行うことも可能です。治療中の痛みが怖い方、寝ている間に治療を終えたい方などが使用されております。鎮静剤を使用する注意点としては、治療中の嘔吐を防ぐために、治療前の飲食は2時間程度控えていただいております。お茶や軽食は治療後、意識がきちんと覚醒してからお持ちさせていただきます。また、鎮静剤の影響で呼吸抑制が起こる可能性もあります。そのため治療中は指先にパルスオキシメーター(体内の酸素濃度を測定する機械)をつけ、呼吸状態を管理させていただきます。しかしジェルネイルなどを施している場合、正しい数値が測定できなくなるため、鎮静剤を使用希望される方は事前にネイルオフをお願い致します。
院内の滅菌器(2つ)について
当院の治療で使う機材などは看護師が院内で滅菌作業をしております。当院には2種類の滅菌器があり、機材や材料で使い分けしております。治療で使用する機材も丁寧に洗浄し、乾燥させてからパックしていきます。それから機材や材料に合わせた滅菌器にて滅菌を行います。患者様に安全な治療を受けていただけるようにスタッフ一同最善を尽くしておりますので、腰痛でお困りの方は一度当院にお問い合わせください。
治療室のスリッパについて
治療室は土足禁止となっておりますので、入室の際にはお手数ですが治療用のスリッパに履き替えていただいております。スリッパは滅菌シューズボックスにて殺菌処理させていただいておりますので、安心してお使いください。
水虫の原因である白癬菌は紫外線ランプを2-3分照射することで99%以上が殺菌されますので、当院にも紫外線ランプを使用した滅菌シューズボックスを完備させていただいております。もちろん定期的に次亜塩素酸での消毒も行っておりますので安心してご利用ください。
治療室入退室のストレッチャーについて
治療が終わりましたらお部屋でお休みいただきますが、治療時に使用した麻酔の影響や治療部位の安静のためにもストレッチャーでお部屋までご案内しております。治療後から楽な姿勢になっていただけますので、ストレッチャーに移る際は仰向けや横向きでも大丈夫です。最後まで安全に治療が受けられるよう、スタッフ一同サポートさせていただきますのでよろしくお願いします。