治療症例/ 院長ブログ

歩く度に坐骨神経痛が出現しており外科的手術を勧められている80代女性

患者様の情報

80代 女性

疾患・症状


患者様の状態

2年程前より腰に痛みが出現し、徐々に坐骨神経痛も併発する状態になられました。最近では歩くと神経痛が出現する為、ブロック注射などを併用されていますが、改善もないことから外科的手術も考慮する状況であられましたが、手術のリスクを考えられ当院を受診されています。


診察と検査結果

MRI

腰のMRI検査ですが、腰全体にわたり椎間板が潰れており、容量は50%以下になっています。また足の神経も圧迫を受け、炎症が生じている状態で脊柱管狭窄症と診断致しました。


施術内容

ディスクシール治療(Discseel® Procedure)

椎間板に対して検査し、損傷した5箇所(L1/L2、L2/L3、L3/L4、L4/L5、L5/S1)にディスクシール治療(Discseel® Procedure)を行いました。

治療風景①

痛みを自覚しない様な治療をご希望でしたので、鎮静剤を併用し寝ていただいた後に治療を開始いたしました。

治療風景②

骨の変形が強く、椎間板の隙間が狭い場所がありましたので硬度が高い管を用いています。高度の高い管を使用しながらの治療は少し難度が高くなります。

治療風景③

治療の前に椎間板の状態を確認する目的で検査を行っているところです。

椎間板の損傷部位が黒く映っています。この後治療を行っております。治療時間は19分でした。患者様には治療中の記憶がありませんので、治療後に動画を用いて治療内容をご説明しております。


院長の一言

私の友人の兄弟が腹膜中皮腫で亡くなりました。その方は40代の医師であり、お子様も2人おられましたが腫瘍が発見されてから数ヵ月でのことでした。その方も事前に人間ドックなどをされていれば治療が出来た可能性もあり、最悪の場合でも色々と準備もできたと思います。人間は体が資本ですし責任もあります。私も健康にはくれぐれも気を付けていきたいと思います。


今回の治療法

ディスクシール治療(Discseel® Procedure)

治療期間

日帰り

治療費用

1,320,000円~1,650,000円(税込)

リスク・副作用

治療後2週間程度は、一時的に症状が悪化する可能性があります。ごく稀に椎間板の容量が増えたことによって、周りの筋肉や関節、靭帯などの広がりにより、筋肉痛や腰の違和感が出現することもあります。


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この記事の著者

医療法人蒼優会 理事長・野中腰痛クリニック 大阪本院 院長:野中康行

大阪本院 院長野中 康行

2002年:川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年:神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年:医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年:ILC国際腰痛クリニック開設、2020年:医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年:野中腰痛クリニック開設、2023年:医療法人蒼優会開設・理事長就任


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