治療症例/ 院長ブログ

腰痛と坐骨神経痛のために思い切った運動ができなくなってしまわれた50代女性

患者様の情報

50代 女性

疾患・症状


患者様の状態

5年ほど前より、腰に負担のかかる様な動作や仕事をされると腰痛や坐骨神経痛が出現する様になられました。特に前かがみの姿勢では症状が強く出現し、野外での運動も満足に行えない状況であられました。今回は治療を目的に当院を受診されています。


診察と検査結果

MRI

腰のMRI検査ですが、特に第4腰椎と第5腰椎の間にある椎間板が変形している状態で椎間板ヘルニアと診断されます。また第4腰椎は前方にすべっており腰椎すべり症とよばれ、脊柱管狭窄症の合併も認めます。


施術内容

ディスクシール治療(Discseel® Procedure)

椎間板損傷4箇所(L2/L3、L3/L4、L4/L5、L5/S1)による科学的炎症と椎間板機能の低下を改善し、腰痛と神経症状の改善を図りました。

治療風景

患者様にはうつ伏せに寝ていただき、背中に消毒を行っています。

局所麻酔を行いながら椎間板まで治療用の管を挿入していきます。痛みを感じない様に局所麻酔は多めに使用していますが、不安な患者様には鎮静剤を追加で使用する事もできます。

椎間板を検査しているところです。この様に検査を行わないと椎間板の損傷部位や程度が把握できないため治療できません。治療時間は18分でした。


院長の一言

北米在住の患者さまからのお問い合わせが増えております。アメリカ国防省でディスクシール治療(Discseel® Procedure)の治療効果が国の機関で検証され、再生治療分野としてアメリカで初めて認可されたことがCNN等のニュースで放送された事が影響しているようです。ただし、アメリカでは医療費が削減されており、退役軍人のみが補助金の対象となるため一般の方は今まで通り自費、ないしは任意保険でしか治療は受けられません。アメリカではすでに治療施設が170施設以上(これから全米の退役軍人病院がライセンス認定されるためさらに増える予定です)、またEUでも治療ライセンスが付与されていますが、欧米での治療費が200万円以上かかります。日本でも治療費が120万円~と高額ではありますが、円安もあり、海外と比べてれば治療費が安価とみなされるので当院での治療を希望される方が多くなっているようです。


今回の治療法

ディスクシール治療(Discseel® Procedure)

治療期間

日帰り

治療費用

1,320,000円~1,650,000円(税込)

リスク・副作用

治療後2週間程度は、一時的に症状が悪化する可能性があります。ごく稀に椎間板の容量が増えたことによって、周りの筋肉や関節、靭帯などの広がりにより、筋肉痛や腰の違和感が出現することもあります。


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この記事の著者

医療法人蒼優会 理事長・野中腰痛クリニック 大阪本院 院長:野中康行

大阪本院 院長野中 康行

2002年:川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年:神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年:医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年:ILC国際腰痛クリニック開設、2020年:医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年:野中腰痛クリニック開設、2023年:医療法人蒼優会開設・理事長就任


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