日帰り腰痛治療
日帰り腰痛治療とは
当院の日帰り腰痛治療では主に「椎間板」を治療しています。椎間板とは、腰骨を支えるクッションのような働きがあります。また、椎間板の組織内には、ゼリー状の「髄核(ずいかく)」があり、その髄核を覆うようにして線維の束の「線維輪(せんいりん)」があります。この線維輪が損傷すると、内部から髄核が漏れ出し、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの病気の原因になります。
当院では、腰の病気の原因となる椎間板を治療することで、腰痛や坐骨神経痛などの症状を改善させることを目的としています。
当院の治療はすべて保険適応外の自由診療です
日帰り腰痛治療の選び方
「どのような場合に治療が適応するのか?」「自分にはどんな治療法が適切なのか?」といった疑問に対して、日帰り腰痛治療の選び方を解説していますので是非動画をご覧ください。
椎間板内の治療方法
当院では椎間板に傷がある場合とない場合で大きく治療法が異なります。
腰痛や坐骨神経痛の症状は神経の圧迫が原因とされてきましたが、最近の研究で、神経周囲の炎症反応によって腰痛などの症状が出現することが分かってきました。炎症反応は、椎間板の損傷によって引き起こされるため、椎間板を修復して機能改善させることができるディスクシール治療やDRT法などの治療法を提供しています。
椎間板の内圧が高いヘルニアに対しての治療法として、DiscoGel治療(PIDT法)を提供していましたが、DiscoGel治療(PIDT法)はPLDD法(レーザー治療)と治療成績に大きな有意差がないことから現在は治療を行っていません。
日帰り腰痛治療の流れ
当院の診察及び治療は完全予約制です
当院の日帰り腰痛治療は手術後、入院なしでその日の内に帰宅できます。尚、当院での診察及び治療は完全予約制となっておりますので、事前にお電話またはメールフォームよりお問い合わせください。
当日治療する場合
後日治療する場合
現在、治療は大阪本院でのみ行っています
診察後、別日に治療する場合
1日で診察から治療迄する場合
無料画像相談
ご来院前に治療方法を無料相談できます

無料画像相談とは、現在の症状とその症状から当院での治療が適応かどうかを3ヵ月以内に撮影されたMRIデータを基に判断するサービスです。ご来院前の治療可否、治療費用の目安を知っていただくことができます。
外科的手術と日帰り治療の違い
腰痛で手術をする場合、レーザー治療(PLDD法)やヘルニコア(椎間板内酵素注入療法)を除き、外科的手術が一般的です。椎間板ヘルニアであればヘルニア部分を切除することで神経への圧迫を減らし、脊柱管狭窄症やすべり症などの場合は脊椎(背骨)をボルトで固定する脊椎固定術を行います。
修復治療で使用する針

- 入院なしで術後翌日から日常生活が可能
- ご高齢・手術ができない方にも対応
- 治療時間30分
- 直径0.8mmの針を使用
外科的手術で使用するボルト

- 長期入院や術後のリハビリが必要
- 早期社会復帰を望む方には対応が難しい
- 手術時間1時間~3時間
- メスで切開
脊椎手術の従来の手術方法は、全身麻酔をかけて皮膚をメスで切開し、ヘルニアや骨を切除したり骨をボルトで固定するという方法です。長期入院が必要であり、身体への負担が大きいため、ご高齢の方や大病をされ外科的手術ができない方にとっては難しい選択肢でした。当院は日帰りで、メスを使わず、0.8mmくらいの針を使い、椎間板だけをピンポイントに治療することができるため、比較的お身体への負担が少ない治療法です。