研修報告 / 院長ブログ

【参加報告】第33回日本腰痛学会

第33回日本腰痛学会

第33回日本腰痛学会

本日は腰痛学会を聴講するために富山に来ています。腰痛治療を行っている我々としてはとても重要な学会です。この学会は医師がメインの学会ではなく、理学療法士(主にリハビリに従事)や臨床心理士(慢性疼痛に対する認知行動用法など)など多職種が参加する学会ですので、腰痛に対する総合的な取り組みの現状の情報収集が目的です。

第33回日本腰痛学会②

ご存じの方も多いとは思いますが、以前から腰痛・坐骨神経痛の原因には多くの要因がある事を繰り返しお話しさせて頂いています。ヘルニアや狭窄症やすべり症は数多くの要因の一つに過ぎません。もちろん、椎間板線維輪の損傷による炎症も大きな要因ですが、筋力低下や柔軟性の低下などの身体機能も重要な原因ですし、精神的な要因も症状が重症化する要因にもなっています。慢性疼痛に対する認知行動用法については、別の機会で説明したいと思っていますが、今後我々も取り組むべき重要な課題です。さまざまな収穫があり、いいご縁もあり、収穫の多い学会となりました。

富山市ガラス美術館

富山市ガラス美術館

富山は仕事では初めてですが、登山で長野の上高地から室堂まで縦走したあと滞在したり、家族旅行で立山連峰~黒部ダムを訪れたことが何度かあります。立山連峰や黒部ダムが有名ではありますが、僕のおすすめは富山市ガラス美術館です!目を引く近代的な外観、木とガラスが見事に調和する構成吹き抜け構造は圧巻です!中にはガラス美術館だけではなく図書館もあります!この素晴らしい空間で本を読んだり、自由に過ごせる富山県民の方がとてもうらやましく思います。去年はじめて訪れてとても好きになった場所ですが、なんと、徒歩数分のところで学会を開催していただいているではありませんか!昼休憩時間を利用して訪れることが出来てとても幸せでした!!

富山市ガラス美術館②

削りだしの手法でつくられたとても素敵な一輪挿しに出会えたので、妻のために連れて帰ることにしました。皆さまも機会がありましたら是非訪れていただきたいと思います。施設内にショップがあるのですが、素敵な出会いがあるかもしれませんよ。

富山市ガラス美術館③
富山市ガラス美術館④
富山市ガラス美術館⑤
富山市ガラス美術館⑥

この記事の著者

野中腰痛クリニック 大阪本院 副院長:石田貴樹

大阪本院 副院長石田 貴樹

2009年:高知大学卒業・医師免許取得、2012年:神戸市立医療センター西市民病院勤務、2013年:兵庫県立尼崎病院勤務、2014年:関西労災病院勤務、2019年:ILC国際腰痛クリニック勤務、2021年:野中腰痛クリニック勤務、2022年:2年間の研修を経て10月にライセンスを獲得、2023年:医療法人蒼優会理事就任・野中腰痛クリニック副院長就任


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