患者様の情報
70代 男性
疾患・症状
状態
脊柱管狭窄症による坐骨神経痛を悩まれており、他院でわずか1年の間に都合18回ものPLDD(椎間板レーザー減圧術)を受けられました。しかし改善が無い為に、昨年当院を受診され、ディスクシール治療を行った方です。本日は息子様が当院を受診され、面談させていただきました。
検査
MRI検査

1年前のMRI検査結果ですが、椎間板容量は50%以上低下しており脊柱管狭窄症の合併も明らかです。
治療
CIRSEガイドラインでは、椎間板減圧治療(PLDDやディスコゲル=セルゲル法)は脊柱管狭窄症に対しては禁忌治療であると明記されていますので、18回の連続PLDD治療は明確に誤りであったことをご説明し、ディスクシール治療を受けて頂きました。
結果
ディスクシール治療後3ヵ月ほどで坐骨神経痛は改善し、日常生活も問題なく送られていたそうですが、先月、別の病気で亡くなられたと伺いました。当院の治療に対して、故人は大変満足されていたそうです。息子様が来院された目的は、PLDDを18回も施行したクリニックに対して法的措置をとることを決定したため、弁護士同伴で面談となりました。
まとめ
禁忌である脊柱管狭窄症に対して、短期間で18回もの椎間板減圧治療を行うなどあり得ないのですが、現実的に存在する事に恐怖を覚えました。
院長の一言
一進一退
さてさて、我らが阪神タイガースは横浜ベイスターズとの3連戦を1勝1敗としております。本日18時から第3戦が行われ、勝ち越しが決定するはず? まあ3連勝してしまっては横浜の皆さんに悪いですから、2勝1敗位が丁度良しということでしょうか……。でも横浜打線は粘り強くて一発の破壊力がありますよね。楽しみなシーズンになりそうです! がんばれタイガース!

今回の治療法
ディスクシール治療(Discseel® Procedure)
治療期間
日帰り
治療費用
1,320,000円~1,650,000円(税込)
リスク・副作用
治療後2週間程度は、一時的に症状が悪化する可能性があります。ごく稀に椎間板の容量が増えたことによって、周りの筋肉や関節、靭帯などの広がりにより、筋肉痛や腰の違和感が出現することもあります。
関連するの疾患と症状
腰部脊柱管狭窄症
腰部脊柱管狭窄症とは、背骨にある神経の通り道「脊柱管」が狭くなる疾患です。腰痛や足の神経障害、歩行困難などの症状を引き起こします。
坐骨神経痛
坐骨神経痛とは、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などを原因とし、腰から下部の臀部や脚部に痛みや痺れを感じる症状です。
この記事の著者
大阪本院 院長野中 康行
2002年:川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年:神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年:医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年:ILC国際腰痛クリニック開設、2020年:医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年:野中腰痛クリニック開設、2023年:医療法人蒼優会開設・理事長就任、2025年:研修を経て10月に頚椎ディスクシール治療ライセンスを獲得