治療症例 / 院長ブログ

犬の散歩ができなくなってきた60代女性

患者様の情報

60代 女性

疾患・症状

患者様の状態

数年前に脊柱管狭窄症と診断されていましたが、5月頃から5分程度の歩行で右足が痺れ歩けなくなってしまわれました。特に1日2回の犬の散歩が出来なくなってしまい悩まれています。


検査

MRI

腰のMRI検査ですが、複数の椎間板が潰れています。椎間板の容量は30%程度低下し、神経の通り道である脊柱管も狭くなっております。脊柱管狭窄症と診断されます。


治療

Annulogram検査

いつものように椎間板検査から行っています。このAnnulogram検査では椎間板の損傷が黒く映し出されています。

DRT法(椎間板再生治療)

DRT法(椎間板再生治療)を行っているところです。損傷部分が修復されていきます。治療時間は21分でした。犬の散歩は今日から再開可能であるとご説明しております。


院長の一言

週末の営み

昨日、長島スパーランド(三重)もしくはひらかたパーク(大阪)のプールに行ってやろうと思うてたんですけど、娘の体調が悪くて行けませんでした。しゃーないので自宅で焼き鳥パーティーをしようとしたんですが、どこのスーパーも生の焼き鳥(ネギ間)が売ってないんですね。ちょっと味は落ちるけど、冷凍の焼き鳥を買うてタイガース戦を見ながら頂きました。自宅の駐車場で夕方頃から焼いてました。失神しそうになるくらい暑かったんですが、ビールは10倍美味しかったです。善哉。

ヘルメット子:休暇

今回の治療法

DRT法(経皮的椎間板再生治療)

治療期間

日帰り

治療費用

1,430,000円~1,760,000円(税込)

リスク・副作用

治療後は内出血・腫れ・発赤・疼痛・かゆみ・変色・および圧痛が発生することがあります。ごく稀に椎間板の容量が増えたことによって周りの筋肉・関節や靭帯などの広がりにより筋肉痛や腰の違和感が出現することもあります。

禁忌事項

血液疾患に罹患中の方(血小板減少症、高度の欠乏性貧血など)、感染に伴う全身症状(発熱など)、癌・悪性腫瘍と診断され術後治療中の方は治療できません。


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腰部脊柱管狭窄症

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腰部脊柱管狭窄症とは、背骨にある神経の通り道「脊柱管」が狭くなる疾患です。腰痛や足の神経障害、歩行困難などの症状を引き起こします。


この記事の著者

医療法人蒼優会 理事長・野中腰痛クリニック 大阪本院 院長:野中康行

大阪本院 院長野中 康行

2002年:川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年:神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年:医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年:ILC国際腰痛クリニック開設、2020年:医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年:野中腰痛クリニック開設、2023年:医療法人蒼優会開設・理事長就任


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