患者様の情報
60代 女性(インドネシア籍)
疾患・症状
患者様の状態
患者様はジャカルタ在住で、数年前より腰椎すべり症による坐骨神経痛を自覚されていました。ご親戚が当院で治療を受けられたことから、今回来日されています。
検査


腰のレントゲン写真とMRI検査です。第4腰椎にすべり症があります。差し棒で指しているところがすべり症の部分になります。神経の通り道が狭くなっており、脊柱管狭窄症の合併もみられます。
治療
ディスクシール治療
ご親戚が受けられたのと同じ治療を希望されたので、ディスクシール治療を選択しております。
治療中の様子です。担当医師は石田副院長でした。
9月にインドネシア(ジャカルタ)で行われる医療展覧会に参加する予定です。また、椎間板治療について教えてほしいとジャカルタの病院に招待を受けているのと、治療後の患者様との懇親会が予定されています。
院長の一言
20kgの刺客そのII
日曜日に肋骨を痛めてから2日経過しております。痛みはほとんど消失しておりますが、走ると響く程度です。週末の長島スパーランドには間に合いそう……良かった。さて、原因となった災害用バッテリーですが、ソーラー充電でも10時間ほどで充電満タンになるし、冷蔵庫も電子レンジも動かすことができる優れものなんですよね。憎たらしいですが、許してあげる事にしました。

さて、本日からタイガースは甲子園での連戦になります。明日は甲子園に行く予定なんですが、中1の娘が「日焼けするから行きたくない」なんて言ってます。いっちょ前ですわ、ほんま。

今回の治療法
ディスクシール治療(Discseel® Procedure)
治療期間
日帰り
治療費用
1,320,000円~1,650,000円(税込)
リスク・副作用
治療後2週間程度は、一時的に症状が悪化する可能性があります。ごく稀に椎間板の容量が増えたことによって、周りの筋肉や関節、靭帯などの広がりにより、筋肉痛や腰の違和感が出現することもあります。
関連するの疾患と症状

腰部脊柱管狭窄症

腰部脊柱管狭窄症とは、背骨にある神経の通り道「脊柱管」が狭くなる疾患です。腰痛や足の神経障害、歩行困難などの症状を引き起こします。

腰椎すべり症

腰椎すべり症とは、背骨が前方や後方にずれてしまう疾患です。腰痛や足の神経障害の他に間欠性跛行(かんけつせいはこう)の症状を引き起こします。

坐骨神経痛

坐骨神経痛とは、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などを原因とし、腰から下部の臀部や脚部に痛みや痺れを感じる症状です。
この記事の著者

大阪本院 院長野中 康行
2002年:川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年:神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年:医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年:ILC国際腰痛クリニック開設、2020年:医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年:野中腰痛クリニック開設、2023年:医療法人蒼優会開設・理事長就任