治療症例 / 院長ブログ

プロ野球選手の腰年齢は?

患者様の情報

ダース・ローマシュ匡さん(30代・男性・元プロ野球選手)

昨日、元プロ野球選手のダース・ローマシュ匡さんの腰を検査させていただきました。ダースさんとは鳥谷敬さんとのCM撮影の時に知り合ったのですが、腰痛を持っているとのことでしたので、腰ドックをしてみては?とお誘いしたことが始まりです。


検査

レントゲン

レントゲン

腰のレントゲン写真です。腰の湾曲が少なく柔軟性が乏しい為に腰痛を起こしやすい腰の形状をしております。

MRI

MRI

腰のMRI検査です。特に第5腰椎と第1仙骨間の椎間板が黒くなって潰れています。椎間板の容量は50%以下です。椎間板損傷の分類でいうとグレード4と5の中間ですね。

Pfirrmann:椎間板損傷の分類

結果

ダースさんには、腰年齢が60歳とお伝えしました。その後、体幹筋力の強度を測定すると低下していたので、トレーニング方法を指導しております。今後、日帰り治療を受けたいとの事でしたので次回の来院時に治療をするお約束をしました。

記念撮影

まとめ

ダースさんは小学生の頃から野球をしていたそうです。練習もハードで腰にも負担をかけていたそうです。腰は消耗品である事を説明しましたが、腰年齢が60歳であることにショックを受けられていました。この先も運動を続けたいし、老後の楽しみのある中で、早めに治療を受けておきたいと言われました。


院長の一言

悩み

新大阪で開院して7年が経過しました。現在8年目で治療件数も7,000件を超え、当初の目標である1万件も目前となりました。また、椎間板治療で良くならない患者様にも椎間板外治療(幹細胞培養上清治療やPRP治療)を行うことで治療成績も向上しております。仕事は順調なのですが、大きな悩みがあります。娘(中学生)が勉強しないんですよね。ちっとも……。「やる気スイッチ」押してやりたいんですが、どこにあるんやろか。

ヘルメット子:やる気スイッチ

この記事の著者

医療法人蒼優会 理事長・野中腰痛クリニック 大阪本院 院長:野中康行

大阪本院 院長野中 康行

2002年:川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年:神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年:医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年:ILC国際腰痛クリニック開設、2020年:医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年:野中腰痛クリニック開設、2023年:医療法人蒼優会開設・理事長就任


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