治療症例 / 院長ブログ

すべり症と言われて約10年(60代女性)

患者様の情報

60代 女性

疾患・症状

患者様の状態

50代の頃から腰痛が出現しており、近くの整形外科ではすべり症と診断され、様子を見られていましたが、この度ご主人が定年を迎えられたことから、腰痛治療を決意され、当院を受診されています。


検査

MRI

第5腰椎が前方にずれており、腰椎すべり症と診断致します。また第5腰椎を支えている椎間板は、容量が30%程度しか残っていない状態です。


施術内容

ディスクシール治療

外科的手術は希望されなかったので、ディスクシール治療をお勧めしました。

第3腰椎と第4腰椎の間にある椎間板を検査しているところですが、造影剤の染み出しがなく、異常は認めませんでした。治療適応は無いと判断します。

第5腰椎と第1仙骨の間にある椎間板を検査しているところですが、造影剤の染み出しが認められます。引き続きディスクシール治療を行いました。この様に椎間板の検査(Annulogram検査)を行い、異常を認めれば治療を行いますが、異常が無ければ治療の必要はありません。


院長の一言

アメリカがすべての輸入品に最低10%の関税をかけるらしいですね。日本は24%とのことで景気が心配です。ウクライナの戦争が収束しそうなのに、次は貿易戦争の火種がでてくるとは……どうなるのやら。

ヘルメット子ちゃん:税

さて、昨日の阪神タイガースはかなり良い感じだったんですが、終盤に3点差を追いつかれ同点で試合終了となってしまいました。今日は絶対に勝ってもらわないと……がんばれタイガース!!

ヘルメット子ちゃん:阪神

私も診療頑張ります!

ヘルメット子ちゃん:がんばる

この記事の著者

医療法人蒼優会 理事長・野中腰痛クリニック 大阪本院 院長:野中康行

大阪本院 院長野中 康行

2002年:川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年:神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年:医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年:ILC国際腰痛クリニック開設、2020年:医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年:野中腰痛クリニック開設、2023年:医療法人蒼優会開設・理事長就任


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