治療症例 / 院長ブログ

スウェーデンから来日された脊柱管狭窄症の50代女性

患者様の情報

50代 女性(スウェーデン国籍)

疾患・症状

状態

今年6月に腰痛が出現して以来、両足にしびれが出現する様になっています。今日の時点で腰痛はほとんどありませんが、シビレだけが持続している状態です。ご自身で調べられ、北米のディスクシール治療を検討されていたのですが、日本でも行われている事をお知りになられ来日されています。日本旅行を兼ねてご家族で来られています。


検査

MRI検査

MRI検査

腰のMRI検査です。病気に国境はないので、椎間板も変形し潰れていますし脊柱管狭窄症の合併も確認されます。


治療

ディスクシール治療の適応になりました。

Annulogram(アニュログラム検査)

すべての椎間板にAnnulogram検査を行いました。4箇所すべてに損傷が確認されています。その後ディスクシール治療を行っています。

治療前後のレントゲン写真

治療前後のレントゲン写真

治療前後のレントゲン写真になります。左側が治療前、右側が治療後になります。

スウェーデンの通貨単位はクローナと言うらしいのですが、この1年で日本円と比較して通貨価値が20%も上がっているらしく、患者様のご家族が「日本は買い物天国ね」と仰っておられました。いいなー。


院長の一言

今年最後のゴルフ

明日は朝からゴルフに行く予定です。スコア重視でOBを打たへんように気をつけて90台取ったろ思てます。先週から打ちっぱなしで調整しとるんで、調子がよかったら80台に届くかもしれまへん。朝7:00にスタートなもんで、5時には家を出なあきまへんから今日は早よ寝ます。がんばれ、俺。

ヘルメット子:寝坊

今回の治療法

ディスクシール治療(Discseel® Procedure)

治療期間

日帰り

治療費用

1,320,000円~1,650,000円(税込)

リスク・副作用

治療後2週間程度は、一時的に症状が悪化する可能性があります。ごく稀に椎間板の容量が増えたことによって、周りの筋肉や関節、靭帯などの広がりにより、筋肉痛や腰の違和感が出現することもあります。


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この記事の著者

医療法人蒼優会 理事長・野中腰痛クリニック 大阪本院 院長:野中康行

大阪本院 院長野中 康行

2002年:川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年:神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年:医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年:ILC国際腰痛クリニック開設、2020年:医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年:野中腰痛クリニック開設、2023年:医療法人蒼優会開設・理事長就任


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