当院の日帰り腰痛治療について語った院長・副院長による対談形式の動画をもとに治療のポイントをまとめました。第一弾は当院での治療適応の患者様と腰痛のメカニズムについて解説していきます。


目次

野中腰痛クリニックで治療対象になる患者様とは?

当然「野中腰痛クリニック」ですから腰痛の患者さんと同時にですね坐骨神経痛とか足の神経痛、腰から足にかけての痛みを抱える患者様は非常に多いです。そのような患者さんをなんとか救うべく海外の治療、新しい治療、またリスクのない治療を提供させていただいてます。「腰痛」「坐骨神経痛」ついてまず理論的なところを分かりやすく説明させていただきたいと思います。

野中腰痛クリニックで治療対象になる患者様

腰の痛み・神経痛が起こる原因とは?

痛みの原因は神経の圧迫だけではなかった

「腰にある神経が圧迫されて痛みが出ている。」そんな風に言われたことはないでしょうか?最近は圧迫ではなく、神経痛の原因は炎症だということも言われてますのでその辺について石田先生(副院長)から説明してもらいたいと思います。

神経への圧迫が物理的に神経の通り道を狭窄しているとヘルニア、狭窄症、すべり症であったりと、いろんな原因によって痛みが出てきます。それ等に対しては外科的な手術治療というのは一般的に選ばれていたんですが、神経圧迫以外の原因として先ほど院長がおっしゃった「炎症」というものが実は重要になってくるんです。炎症はほとんどの方が腰痛の原因になっているんです。

椎間板の炎症について

椎間板の構造

椎間板は二層構造になってます。線維輪という周りの分厚い縁がありまして内に髄核というゼリーの部分もありますが、その線維輪、周りの縁に亀裂が入ることによって内の髄核の成分が外に漏れ出します。そうするとですね、そこで異物反応が起こってまた免疫作用によって炎症反応が起きる。その炎症が伝わった神経それぞれ、坐骨神経であれば坐骨神経、腰であれば腰の痛みというところで症状出てきます。

椎間板の構造
椎間板損傷と炎症について

そうなんです。よく昔から言われてるのが、腰痛の人が検査をされて、「ヘルニアっていうのありますね」とか「大きく圧迫してますね」とか「神経の通り道悪いですね」なんて言われるんですけど、症状がない人ってごまんといるんですよ。「ヘルニアこんなに大きく出て、狭窄で神経の周囲が狭くなっているのに痛みはないんですか?」という方や、画像上、写真を撮って大したことないという人でも神経痛が強く出てるとか腰痛があるんです。ですから、その炎症をどうコントロールしていくかが肝なわけなんです。

炎症をコントロールするための治療方法とは?

画像上、悪いところを治すのが手術ですね。例えば狭窄していて狭いところを手術で削り取って炎症も一緒に取れれば症状が取れるそれが手術ですね。

外科的手術の説明

反対に当院の椎間板治療で扱っているのは炎症っていう本当の原因のところだけを治療する。だから手術でメスを使わずに、その炎症の部分だけの原因を調べて、そして治療してしまうことで症状を取る。このような違いがあるわけですね。うちの治療はその炎症を抑えるだけの治療になりますから、非常に傷が小さくて日帰りでできるという特徴があります。

椎間板治療の説明

動画本編はこちらのURLからご確認いただけます!
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第二弾「日帰り腰痛治療」の掲載予定

次回第二弾は当院の「日帰り腰痛治療」について詳しく解説していきます。
次回更新日:10月20日(金)

この記事の著者

医療法人蒼優会理事長・NLC野中腰痛クリニック院長:野中康行

医療法人蒼優会 理事長
NLC野中腰痛クリニック 院長野中 康行

2002年:川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年:神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年:医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年:ILC国際腰痛クリニック開設、2020年:医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年:NLC野中腰痛クリニック開設、2023年:医療法人蒼優会開設・理事長就任