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医師によって、どの程度の技量差があるか?

目次

患者様からの質問

本日は患者様から非常に興味深いご質問がありましたので、ブログに残したいと思います。

聞かれたことは「医者によって、治療結果に差があるのですか?」です。ものすごく聞きにくい質問だと思いますし、答えにくい質問でもあります。

患者様からの質問

医師の技量

まず、医師によって治療結果に差は出ます。同じ治療費用を支払ったとしても、結果が異なる事があります。

  1. 治療経験数
  2. 指導した医師の実力
  3. 指導を受けた期間
  4. 本人の能力

以上4項目によって医師の技術力は変わってきます。この中で最も大切なのは、④本人の能力です。人間は得手不得手があるように、治療を行う医師も人間ですから、同じように指導を受けたとしても、何年たっても進歩の無い医師もいれば、わずかな期間で上達する医師もいます。

問題は、患者様がどうやってそのような医師を見分けるか?なのですが、医師の仲間内でも納得される見分け方があるのでお教えしようと思います。

医師の見分け方

医師の経歴を確認してみましょう。大学の医局に属さず、職場を転々としている場合には、医師としての能力に疑いがあると判断しています。

新人医師の場合は別ですが、医師になってから5年以上経過しているにも関わらず、医療機関を転々と移動している場合です。例えば1年以内に職場が変わっている回数が2回以上あったり、2年以内に移動を3回以上している方の場合には、本人にかなりの問題があると考えるのが普通です。あくまで私個人の意見としてほしいのですが、外れたことはありませんでした。

医師の見分け方

この記事の著者

医療法人蒼優会 理事長・野中腰痛クリニック 大阪本院 院長:野中康行

大阪本院 院長野中 康行

2002年:川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年:神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年:医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年:ILC国際腰痛クリニック開設、2020年:医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年:野中腰痛クリニック開設、2023年:医療法人蒼優会開設・理事長就任


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