患者様の情報
50代 女性
疾患・症状
患者様の状態
長年、腰痛は自覚されていましたが、昨年10月から2ヵ月間、両親の介護をせざるえない状況となり、坐骨神経痛が出現する様になられたそうです。現在、ご両親は介護施設に入所されておりますが、坐骨神経痛が持続する為に当院を受診されました。
検査
複数の椎間板に変形を認め、神経の通り道である脊柱管に狭窄が確認されます。脊柱管狭窄症と診断致しました。

施術内容
ディスクシール治療
もともと椎間板に損傷が存在していたものの、介護負担でとどめを刺されたのだとご説明しております。

背中の皮膚に局所麻酔(0.3ml)を投与しております。
鎮静剤を希望されなかったので、患者様に検査の様子などをご説明しながら治療を行っております。
患者様もご覧になられた動画です。損傷部分が黒く映っていますね。治療時間は17分程でした。
院長の一言
楽しみ
昨日は休診日でした。阪神戦(18:00開始)が始まるまで時間がありましたので、朝からゴルフに行っておりました。気温30度を超える中、18ホールをスループレイで回ってきました。腰は快調でしたが、体力がもたず、スコアが100オーバーしてしまいました。
ゴルフはあきませんでしたが、タイガースは勝利してくれたので昨日は良き日でした。よきかな。

今回の治療法
ディスクシール治療(Discseel® Procedure)
治療期間
日帰り
治療費用
1,320,000円~1,650,000円(税込)
リスク・副作用
治療後2週間程度は、一時的に症状が悪化する可能性があります。ごく稀に椎間板の容量が増えたことによって、周りの筋肉や関節、靭帯などの広がりにより、筋肉痛や腰の違和感が出現することもあります。
関連するの疾患と症状

腰部脊柱管狭窄症

腰部脊柱管狭窄症とは、背骨にある神経の通り道「脊柱管」が狭くなる疾患です。腰痛や足の神経障害、歩行困難などの症状を引き起こします。

坐骨神経痛

坐骨神経痛とは、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などを原因とし、腰から下部の臀部や脚部に痛みや痺れを感じる症状です。
この記事の著者

大阪本院 院長野中 康行
2002年:川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年:神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年:医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年:ILC国際腰痛クリニック開設、2020年:医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年:野中腰痛クリニック開設、2023年:医療法人蒼優会開設・理事長就任