治療症例/ 院長ブログ

連休の思い出と、連休明けの治療の治療(30代男性)

患者様の情報

30代 男性(厦門在住)

疾患・症状

患者様の状態

15年前にバスケットボールで腰痛になられた後から、徐々に腰痛が悪化しておられます。左下腿部部分にシビレも自覚されており、特に前かがみの姿勢で症状が増悪しておられます。ご友人が当院で治療を受けられ改善したことから、受診されています。


検査

MRI

腰のMRI検査です。第4腰椎と第5腰椎、第5腰椎と第1仙骨の間にある椎間板が黒くなっており、変形も伴っています。一見すると椎間板容量は保たれているように見えます。


施術内容

ディスクシール治療

椎間板内の圧力が低下しているか、圧力が高いかで治療法が全く異なります。MRI検査だけで判定が難しいので、Annulogram検査を行いました。

Annulogram検査を行ったところです。造影剤が椎間板内を流れているのが確認できます。椎間板内圧が低下していることが分かりましたので、ディスクシール治療を行いました。逆に椎間板内に造影剤が流れていかない場合に、内圧が高くなっていることが確認出来れば、減圧治療(PLDDやディスコゲル治療)が適応になります。

治療前後のレントゲン

治療前後のレントゲン写真です。左側が治療前、右側が治療後になります。

患者様と院長

治療時間は12分でした。今回は、鎮静剤を使用しております。


連休の思い出

連休、僕にとっては長すぎました。子供たちに、長くない?と聞いたら「ちょうどええわ」と返ってきましたけども。

ヘルメット子ちゃん:ちょうどいい

連休中は、阪神戦で甲子園に行ったのと、大泉緑地地公園(大阪)で日帰りバーベキューをしたくらいです。

ヘルメット子ちゃん:すまぬ

ただし甲子園では、最前列で森下のホームランが見れました!

あとは寝ながらテレビを見ていたくらいですが、ニュースでトランプ大統領が「カナダを併合したい」と言っているのを見て、「ちょっと、、、いや完全にあかんやん」と思いましたね。

ヘルメット子ちゃん:演説

教皇にもなりたいそうですが、冗談でも言うたらあかんて大統領。

ヘルメット子ちゃん:教皇

そうそう、クリニックのオリジナルキャラクター「ヘルメット子」がTシャツになりました。

ヘルメット子ちゃんTシャツ

以上。しがない連休でした。


今回の治療法

ディスクシール治療(Discseel® Procedure)

治療期間

日帰り

治療費用

1,320,000円~1,650,000円(税込)

リスク・副作用

治療後2週間程度は、一時的に症状が悪化する可能性があります。ごく稀に椎間板の容量が増えたことによって、周りの筋肉や関節、靭帯などの広がりにより、筋肉痛や腰の違和感が出現することもあります。


関連するの疾患と症状

腰椎椎間板ヘルニア

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腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアとは、背骨の間にある椎間板(ついかんばん)が外に飛び出し、神経を圧迫する疾患です。坐骨神経痛やぎっくり腰などの症状を引き起こします。

変形性腰椎症

椎間板変性症

変形性腰椎症

椎間板変性症とは、背骨の間にある椎間板(ついかんばん)が変形する疾患です。椎間板の変形により、腰椎椎間板ヘルニア腰部脊柱管狭窄症腰椎すべり症などの様々な病気につながる恐れがあります。


この記事の著者

医療法人蒼優会 理事長・野中腰痛クリニック 大阪本院 院長:野中康行

大阪本院 院長野中 康行

2002年:川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年:神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年:医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年:ILC国際腰痛クリニック開設、2020年:医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年:野中腰痛クリニック開設、2023年:医療法人蒼優会開設・理事長就任


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