治療症例/ 院長ブログ

知り合いのお父さん(70代男性)

患者様の情報

70代 男性

疾患・症状

患者様の状態

患者様は私の大学時代の同級生のお父さんです。同級生は、大阪の高槻市で泌尿器科として開業しています(いとうクリニック)。患者様自身は脊椎外科の手術歴があり、最近になって坐骨神経痛の症状が再発したために、同級生の紹介で当院を受診されています。


検査

MRI+レントゲン

腰のレントゲン検査とMRI検査です。既にボルトが埋め込まれていますが、今回はボルトが埋め込まれていない部分に新たな障害が出現している状態です。


施術内容

ディスクシール治療

椎間板損傷部位にディスクシール治療を行う事で、椎間板機能の改善と神経周囲の炎症を改善し、坐骨神経症状の改善を図りました。

椎間板にAnnulogram検査を行ったところです。損傷部分が黒く映し出されており、ディスクシール治療を行いました。

治療前後のレントゲン写真

治療前後のレントゲン写真になります。左側が治療前、右側が治療後になります。治療後に同級生からも連絡がきて、今度、ゴルフに行こうという話になりました。さてさて、嫁が許してくれるのか……がんばってみます。


院長の一言

本日は、中学3年の長男が大阪万博に行っております。昨日まで晴れていたのに、今日に限って雨なんですよね。僕自身も一生に一度なので行く予定ですが、どのパビリオンが良いのか息子に聞いてみようと思っとります。

ヘルメット子ちゃん:大阪万博

さて、昨日の阪神タイガースは惜しくもジャイアンツに敗れてしまいましたが、首位はキープしております。明日からはゴールデンウィークとなり9連戦・なんとか6勝してほしい。

ヘルメット子ちゃん:阪神

今回の治療法

ディスクシール治療(Discseel® Procedure)

治療期間

日帰り

治療費用

1,320,000円~1,650,000円(税込)

リスク・副作用

治療後2週間程度は、一時的に症状が悪化する可能性があります。ごく稀に椎間板の容量が増えたことによって、周りの筋肉や関節、靭帯などの広がりにより、筋肉痛や腰の違和感が出現することもあります。


関連するの疾患と症状

腰部脊柱管狭窄症

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腰部脊柱管狭窄症とは、背骨にある神経の通り道「脊柱管」が狭くなる疾患です。腰痛や足の神経障害、歩行困難などの症状を引き起こします。

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椎間板変性症

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椎間板変性症とは、背骨の間にある椎間板(ついかんばん)が変形する疾患です。椎間板の変形により、腰椎椎間板ヘルニア腰部脊柱管狭窄症腰椎すべり症などの様々な病気につながる恐れがあります。

坐骨神経痛

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坐骨神経痛とは、腰椎椎間板ヘルニア腰部脊柱管狭窄症などを原因とし、腰から下部の臀部や脚部に痛みや痺れを感じる症状です。


この記事の著者

医療法人蒼優会 理事長・野中腰痛クリニック 大阪本院 院長:野中康行

大阪本院 院長野中 康行

2002年:川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年:神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年:医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年:ILC国際腰痛クリニック開設、2020年:医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年:野中腰痛クリニック開設、2023年:医療法人蒼優会開設・理事長就任


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