治療症例/ 院長ブログ

阪神ファンだけに(60代男性)

患者様の情報

60代 男性

疾患・症状

患者様の状態

患者様は1年ほど前より坐骨神経痛が出現しており、日々の生活にも支障が生じている状態であられます。本日はお知り合いの方が当院で治療を受けられており、ご紹介で受診されました。タイガースのロゴを身に着けておられたので、阪神ファンである事は一目でわかりました。


検査

MRI

腰のMRI検査ですが、第1腰椎から第5腰椎まで広範囲に椎間板が潰れている状態です。患者様には、椎間板は要(かなめ)の部分であり、野球に例えるとキャッチャーと同じくらい重要な部分だとご説明いたしました。


施術内容

ディスクシール治療

椎間板(キャッチャー)が潰れている状態であるため、ディスクシール治療が必要になる可能性が高いとご説明し、治療を開始しております。

椎間板(キャッチャー)を検査したところ、予測通り損傷部分が確認されましたので、ディスクシール治療を行っているところです。

治療前後のレントゲン写真

治療前後のレントゲン写真です。左側が治療前、右側が治療後になります。椎間板容量の増加まで確認しております。

本日は野球のポジションに例えてご説明をしましたが、状況によっては椎間板をタイヤやお嫁さんに例えたりして説明をしております。患者様にとって分かりやすく、記憶に残るようにするためです。


院長の一言

4月19日に48歳になりました。年々忙しくなっているためか、1年経つのが早く感じます。小学生の頃なんかは1年がものすごく長かった気がします。特に夏休みとか。

ヘルメット子ちゃん:はぴば

さて、昨日の阪神タイガースはヤクルトスワローズに快勝いたしました。佐藤輝明選手の目の覚めるような2本のホームラン最高でした。明日も勝つぞ。タイガース!

甲子園

今回の治療法

ディスクシール治療(Discseel® Procedure)

治療期間

日帰り

治療費用

1,320,000円~1,650,000円(税込)

リスク・副作用

治療後2週間程度は、一時的に症状が悪化する可能性があります。ごく稀に椎間板の容量が増えたことによって、周りの筋肉や関節、靭帯などの広がりにより、筋肉痛や腰の違和感が出現することもあります。


関連するの疾患と症状

変形性腰椎症

椎間板変性症

変形性腰椎症

椎間板変性症とは、背骨の間にある椎間板(ついかんばん)が変形する疾患です。椎間板の変形により、腰椎椎間板ヘルニア腰部脊柱管狭窄症腰椎すべり症などの様々な病気につながる恐れがあります。

坐骨神経痛

坐骨神経痛

坐骨神経痛

坐骨神経痛とは、腰椎椎間板ヘルニア腰部脊柱管狭窄症などを原因とし、腰から下部の臀部や脚部に痛みや痺れを感じる症状です。


この記事の著者

医療法人蒼優会 理事長・野中腰痛クリニック 大阪本院 院長:野中康行

大阪本院 院長野中 康行

2002年:川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年:神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年:医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年:ILC国際腰痛クリニック開設、2020年:医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年:野中腰痛クリニック開設、2023年:医療法人蒼優会開設・理事長就任


閉じる