治療症例/ 院長ブログ

先輩に治療

さやか美容外科クリニック 皆木靖紀 院長

患者様の情報

さやか美容外科クリニック
皆木靖紀 院長(48歳・男性)

疾患・症状

患者様の状態

本日の患者様は、大学時代のスキー部の先輩で、さやか美容外科クリニックの院長をされている皆木靖紀先生です。大学を卒業してからも毎年一緒にスキーに行っており、30年の仲です。しかし、昨年より腰痛発作を繰り返されており、日々悪化しているとのことから東京から来てもらって治療を行いました。


検査

MRI

腰のMRI検査ですが、第4腰椎と第5腰椎、第5腰椎と第1仙骨の間にある椎間板が黒く映っており、椎間板ヘルニア確認されます。椎間板容量は30%程度減少しており、繊維輪損傷が濃厚だと判断されます。

診察

本人はショックを受けておられました。


施術内容

ディスクシール治療

Annulogram検査を行ったのですが、予想通り椎間板損傷が認められたので、ディスクシール治療(フィブリノゲンとトロンビンによる組織修復治療)を行いました。

治療風景

静脈麻酔を使用して寝てもらいました。痛みが無いにこしたことはないと言っていましたが、僕も同意見です。

椎間板の損傷部分が確認されます。予定通りディスクシール治療を行っております。性格と同じで素直な損傷でした。

院長と患者様

皆木院長「いつからスキーできるの?」
野中「3月10日のバックカントリーツアーには間に合います」
とお答えしました。


院長の一言

以前から医療関係者様への治療が増えているのですが、私自身が治療を受けたことを動画でご覧になり信用していただけたようです。

ヘルメット子ちゃん:いちご

昨日はスーパーの特売でイチゴを大量に購入して、お腹が痛くなるくらい食べてしまいました。調子に乗ってはなりません。
また、4月9日にゴルフを予定しているのですが、ボールはTitleist PRO V1を使用しようと思っております。


今回の治療法

ディスクシール治療(Discseel® Procedure)

治療期間

日帰り

治療費用

1,320,000円~1,650,000円(税込)

リスク・副作用

治療後2週間程度は、一時的に症状が悪化する可能性があります。ごく稀に椎間板の容量が増えたことによって、周りの筋肉や関節、靭帯などの広がりにより、筋肉痛や腰の違和感が出現することもあります。


関連するの疾患と症状

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアとは、背骨の間にある椎間板(ついかんばん)が外に飛び出し、神経を圧迫する疾患です。坐骨神経痛やぎっくり腰などの症状を引き起こします。


この記事の著者

医療法人蒼優会 理事長・NLC野中腰痛クリニック 大阪本院 院長:野中康行

大阪本院 院長野中 康行

2002年:川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年:神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年:医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年:ILC国際腰痛クリニック開設、2020年:医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年:NLC野中腰痛クリニック開設、2023年:医療法人蒼優会開設・理事長就任


閉じる