心臓病で外科手術が出来ない60代男性

患者様の情報

60代　男性

疾患・症状

• 脊柱管狭窄症
• 坐骨神経痛

患者様の状態

非常に強い坐骨神経痛のため杖歩行を余儀なくされておられます。脊柱管狭窄症と診断されておられましたが、心臓病（陳旧性心筋梗塞による心不全）があり、外科的手術は出来ないと説明をされ悩まれていました。

検査

腰のMRI検査です。第3腰椎から第1仙骨まで椎間板が変形しており、神経の通り道である脊柱管も狭くなっており、脊柱管狭窄症と診断しました。

施術内容

ディスクシール治療

椎間板治療としてディスクシール治療をお勧めいたしました。癌の既往歴があるためDRT（椎間板再生治療）の適応が無いためです。

鎮静剤を使用しお休みいただきました。局所麻酔薬の使用量も少なくすみますし、不安から血圧が上昇する心配もありません。

椎間板に対してAnnulogram検査を行い、損傷部分を描出しております。

ディスクシール治療を行っているところになります。

治療前後のレントゲン写真です。左側が治療前、右側が治療後になります。治療時間は17分でした。治療終了後、鎮静剤の効果が切れてお目覚めになるまで2分程かかりました。

院長の一言

先日、外来で奈良県在住の患者様がお越しになられました。治療後の状態は安定していたため、色々と世間話をさせて頂いたのですが、奈良県に「大台ヶ原」と呼ばれる絶景ポイントがあると知りました。今度ぜひ行ってみたいと思います。

こんな感じみたいです。こわ。またカメラはSony製が良いと聞いたので、量販店にも行ってみようと思っています。