切らずに治したい気持ちは万国共通

患者様の情報

30代　男性（中国籍）

疾患・症状

• 椎間板ヘルニア
• 椎間板変性症
• 坐骨神経痛

患者様の状態

数年前より坐骨神経痛を自覚されており、リハビリ等で対応していましたが改善が無い状態です。中国では外科的手術の場合に固定手術が必要になる事から、中国内の腰痛グループ（SNS）の口コミをみて当院での治療を希望され、来日されています。

診察と検査結果

腰のMRI写真ですが、第4腰椎から第1仙骨まで2箇所の椎間板が黒くなっており、わずかに変形も認めます。椎間板の容量も低下している事がわかります。椎間板変性症と椎間板ヘルニアと診断しております。

施術内容

ディスクシール治療（Discseel® Procedure）

さらに椎間板の状態をAnnulogram検査で確認したところ損傷を認めたため、ディスクシール治療を行いました。北米では軍人に国の保険が適応されています。

検査結果をご自身で確認したいと希望されたので、鎮静剤は使用しておりません。順次、治療用の管（NST針）を2箇所の椎間板に挿入していきました。

患者様にも確認していただくために、Annulogram検査時にはモニター画面を患者様にも見ていただけるように移動させております。

損傷部分が黒く映し出されています。椎間板に亀裂が生じている為にディスクシール治療で修復していきます。

治療前の写真が左側で、治療後の写真が右側になります。治療時間は14分でした。

院長の一言

中東、東南アジア、中央アジア、オセアニア、北米からのお問い合わせが増えております。海外旅行に行けなくても、海外気分を味わえるなどとスタッフとも冗談を言っております。

昨日の午前中は自宅近くの大和民族公園で自由研究の為の蝉取りをしておりましたが、「すごく暑かった」です。大きな公園なのですが、誰もおらずびっくりしました。

公園内では「戦時下のくらし展」が行われており、昭和初期の雰囲気を感じる事ができました。しかも無料です。

午後からは、我らが阪神タイガーズの応援に甲子園まで出向いておりましたが、「気温＋人の熱気」で体感温度が40度を超えておりました。笑

我慢と思い耐えたおかげ？で中日ドラゴンズには3連勝しております。明日以降の巨人戦が楽しみです。