患者様の情報

60代 女性

疾患・症状


患者様の状態

腰痛は以前よりお持ちでしたが、2019年頃から徐々に坐骨神経痛を自覚される日が増えておられたそうです。ご趣味が卓球であられましたが、今年に入り坐骨神経痛で卓球クラブにも参加できなくなっておられましたが、クラブのご友人の御主人が当院で改善したと聞かれ、受診されています。


検査

MRI

第3腰椎から第1仙骨の間にある椎間板に高度変形を認めます。腰椎にもずれが見られ腰椎すべり症の状態です。


治療

DRT(椎間板再生治療)

石田副院長が治療を行いました。

治療風景①

鎮静剤を使用しております。本日は、外国人患者様も含めて4名の患者様に治療を行いましたが、すべて鎮静剤の使用を希望されました。

治療風景②

NST針(専用の特注品)を上手に使用し、神経に触れる事も無く椎間板まで挿入しております。

治療風景③

治療時間は21分でした。卓球を再開されるまで1ヵ月は必要と判断しております。


院長の一言

5月8日にDRT(椎間板再生治療)を受けてから、3週間経過しております。

ゴルフ①

東京院と違い大阪院では、8F建てのビル1棟を使って患者様の治療を行っており、MRI装置や透視装置などかなりの電力を消費しているのですが、6月の請求から電気代が約50%もUPするとのことを聞いて、びっくりしております。昨年より医療材料から何から何まで軒並み約10%の値上げが行われており、多くの民間病院が潰れてしまうんではないかとも心配です。

さて、昨日の阪神タイガースは長いトンネルを抜けて、見事勝利いたしました。明日以降の試合で連勝してくれると信じております。


治療法

DRT法(経皮的椎間板再生治療)

治療期間

日帰り

治療費用

1,430,000円~1,760,000円(税込)

リスク・副作用

治療後は内出血・腫れ・発赤・疼痛・かゆみ・変色・および圧痛が発生することがあります。ごく稀に椎間板の容量が増えたことによって周りの筋肉・関節や靭帯などの広がりにより筋肉痛や腰の違和感が出現することもあります。

禁忌事項

血液疾患に罹患中の方(血小板減少症、高度の欠乏性貧血など)、感染に伴う全身症状(発熱など)、癌・悪性腫瘍と診断され術後治療中の方は治療できません。


この記事の著者

医療法人蒼優会理事長・NLC野中腰痛クリニック院長:野中康行

医療法人蒼優会 理事長
NLC野中腰痛クリニック 院長野中 康行

2002年:川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年:神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年:医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年:ILC国際腰痛クリニック開設、2020年:医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年:NLC野中腰痛クリニック開設、2023年:医療法人蒼優会開設・理事長就任


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