患者様の情報

40代 女性

疾患・症状


患者様情報

30代より腰痛と右足の坐骨神経痛に悩まれていました。近くの整形外科では椎間板ヘルニアと診断され、内服治療をされていましたが、改善が無い為に2022年3月、大阪院でDST(ディスクシール治療)を行いました。治療後3ヵ月の連絡確認では、坐骨神経痛は改善しておりました。東京院が開設されたことから、腰の状態を確認される目的で受診されました。


疼痛スケール

治療当日現在
腰の痛み70
下肢の痛み90
しびれ80
臀部の痛み70

(患者様に、痛みを10段階で評価してもらい、0点は痛みがない状態を意味します)


画像検査

治療前のMRI

治療前MRI

第4から第5腰椎間の椎間板ヘルニアが目立っております。DST(ディスクシール治療)はL4/5、L5/Sの2箇所に施行しております。

治療後のMRI

治療後MRI

治療後3ヵ月経過して、椎間板の容量は変化ありませんが、第4腰椎と第5腰椎の変性が明らかに改善されています。


診察結果

治療前は全く運動ができない状態であられましたが、今はジョギングなどもされていました。運動により10kgの減量に成功され、大変喜ばれていました。画像上も腰の状態は改善していましたが、過度の負荷をかけると再発する可能性もあるために、注意はするようにご説明させていただきました。


院長の一言

本日は東京院で診察をさせていただきました。以前に大阪で治療をさせていただいた患者様も定期的に診察がすることができ幸いです。

日本橋
天丼特盛

昨夜は東京日本橋にある天丼屋さん(天丼 金子半之助)で天丼特盛(3,180円もしました)を頂き、DAZNで阪神タイガース対中日ドラゴンズ戦を見ていたのですが、白熱した投手戦の結果、延長12回引き分けとなり、またまた悔しい一日となりました。


治療法

DST法(ディスクシール治療)

治療期間

日帰り

治療費用

1,320,000円~1,650,000円(税込)

リスク・副作用

治療後2週間程度は一時的に症状が悪化する可能性があります。ごく稀に椎間板の容量が増えたことによって周りの筋肉・関節や靭帯などの広がりにより筋肉痛や腰の違和感が出現することもあります。


この記事の著者

医療法人蒼優会理事長・NLC野中腰痛クリニック院長:野中康行

医療法人蒼優会 理事長
NLC野中腰痛クリニック 院長野中 康行

2002年:川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年:神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年:医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年:ILC国際腰痛クリニック開設、2020年:医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年:NLC野中腰痛クリニック開設、2023年:医療法人蒼優会開設・理事長就任


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