患者様の情報

50代 女性

疾患・症状


患者様の状態

12年前に椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛発作が出現して以来、年に1、2度は坐骨神経痛の発作を繰り返されている状態でした。昨年10月に坐骨神経痛が出現しましたが、3ヵ月以上改善がなく、近くの整形外科を受診されたところ椎間板ヘルニアと診断されています。長年アメリカで生活されておられ、北米で行われているディスクシール治療の事を検索し、最終的に当院での治療を希望され受診されています。


診察と検査結果

治療風景①

腰のMRI検査です。第4腰椎と第5腰椎、第5腰椎と第1仙骨の間にある椎間板が神経側に飛び出しています。飛び出した部分で炎症が生じているために坐骨神経痛が持続しているものと考えらえます。


施術内容

DST(ディスクシール治療)

椎間板の検査を行い、ディスクシール治療を行いました。

治療風景②

治療室に入室していただいた後は、うつ伏せに寝ていただきます。

治療前に腰の状態をレントゲン透視装置で確認していきます。その間、医師は治療に至るまでのイメージトレーニングをしております。

治療風景③

いざ、治療開始。背中の皮膚に局所麻酔を投与しているところです。

治療用の管をクッションである椎間板まで挿入しているところです。神経に触れる事も無く無事に椎間板まで到達しています。

椎間板を検査しているところです。ディスクシール治療では、この検査が非常に重要となります。検査の結果に合わせて管の向きを変えるなど、治療方法に工夫が必要になるためです。黒く映った部分にディスクシール治療を行いました。

治療時間は17分でした。当院は新大阪駅前ですので昼過ぎには新幹線で帰宅されました。


院長の一言

本日ご紹介させて頂いた患者様からは「異物を入れない治療」だから当院を選んだと伺いました。英語が非常に堪能であられ、ディスクシール治療については詳しくご存じであられ、私が説明する事もほとんど知っておられました。最近では、関東からの患者様も増え、標準語での診察が増えております。関西弁の私としては少し調子がおかしくなることもありますが、頑張りたいと思います。笑

買ってしまいそうです。


治療法

DST法(ディスクシール治療)

治療期間

日帰り

治療費用

1,320,000円~1,650,000円(税込)

リスク・副作用

治療後2週間程度は一時的に症状が悪化する可能性があります。ごく稀に椎間板の容量が増えたことによって周りの筋肉・関節や靭帯などの広がりにより筋肉痛や腰の違和感が出現することもあります。


この記事の著者

医療法人蒼優会理事長・NLC野中腰痛クリニック院長:野中康行

医療法人蒼優会 理事長
NLC野中腰痛クリニック 院長野中 康行

2002年:川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年:神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年:医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年:ILC国際腰痛クリニック開設、2020年:医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年:NLC野中腰痛クリニック開設、2023年:医療法人蒼優会開設・理事長就任


腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアとは背骨の間にある椎間板(ついかんばん)が外に飛び出し神経を圧迫する疾患です。坐骨神経痛、ぎっくり腰などの症状を引き起こします。


坐骨神経痛

坐骨神経痛

坐骨神経痛とは、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症などを原因とし、腰から下部の臀部や脚に痛みやしびれを感じる症状です。