治療症例/ 院長ブログ

ディスクシール治療後7年

患者様の情報

30代 男性

疾患・症状

状態

2018年8月にディスクシール治療を行っています。仕事で海外出向(8ヵ月間)されるために、健診目的で受診されました。

治療後の状態

ビル工事の現場監督をされておりますが、治療後1ヵ月ほどで坐骨神経痛が消失し、現場復帰されていたそうです。最近では息子さんとサッカーなども楽しまれているそうです。

疼痛スケール

2018年8月2024年12月
腰の痛み7点0点
下肢の痛み10点0点
しびれ5点0点
臀部の痛み10点1点

(患者様に痛みを10段階で評価してもらい、0点は痛みがない状態を意味します)


MRI検査結果

治療前後のMRI写真

左側が治療前(2018年8月)、右側が本日(2024年12月)の検査です。L5/Sの椎間板ヘルニア部分が吸収されております。また、治療をしていないL4/5に軽度の椎間板変性が認められました。


診察結果

椎間板は安定しておりましたが、7年前より肥満傾向があるため、食生活に留意していただく様にお願いいたしました。また、海外出向に関して問題が無いとご説明しました。


院長の一言

今日はタイなどの東南アジアでも、日本の建設会社がビル建設を行っている事を知り驚きました。一般的には常識なのかもしれませんが、医療関係の仕事しかしてこなかったため世間知らずなことが多々あり恥ずかしいです。

ヘルメット子ちゃん

本日は自宅ではクリスマスの飾り付けがされているようです。はよ帰ります……ほな!

クリスマス

今回の治療法

ディスクシール治療(Discseel® Procedure)

治療期間

日帰り

治療費用

1,320,000円~1,650,000円(税込)

リスク・副作用

治療後2週間程度は、一時的に症状が悪化する可能性があります。ごく稀に椎間板の容量が増えたことによって、周りの筋肉や関節、靭帯などの広がりにより、筋肉痛や腰の違和感が出現することもあります。


関連するの疾患と症状

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアとは、背骨の間にある椎間板(ついかんばん)が外に飛び出し、神経を圧迫する疾患です。坐骨神経痛やぎっくり腰などの症状を引き起こします。

坐骨神経痛

坐骨神経痛

坐骨神経痛

坐骨神経痛とは、腰椎椎間板ヘルニア腰部脊柱管狭窄症などを原因とし、腰から下部の臀部や脚部に痛みや痺れを感じる症状です。


この記事の著者

医療法人蒼優会 理事長・NLC野中腰痛クリニック 大阪本院 院長:野中康行

大阪本院 院長野中 康行

2002年:川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年:神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年:医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年:ILC国際腰痛クリニック開設、2020年:医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年:NLC野中腰痛クリニック開設、2023年:医療法人蒼優会開設・理事長就任


閉じる