患者様の情報
50代 男性
疾患・症状
状態
2022年7月にディスクシール治療を行っています。本日は、来年から海外赴任をされるため、検診目的で受診されています。
治療後の経過
治療前は坐骨神経痛により仕事も困難でしたが、現在は運動が可能なまで改善されています。
治療後の状態
疼痛スケール
2022年7月 | 2024年11月 | |
---|---|---|
腰の痛み | 0点 | 0点 |
下肢の痛み | 10点 | 0点 |
しびれ | 3点 | 0点 |
臀部の痛み | 9点 | 0点 |
(患者様に痛みを10段階で評価してもらい、0点は痛みがない状態を意味します)
MRI検査結果
治療前後のMRI写真です。左側の写真が治療前(2022年7月)、右側の写真が本日(2024年11月)の写真です。特にL5/Sヘルニアの改善が見られます。
診察結果
椎間板の状態はほぼ正常まで改善しており、運動制限は必要がないこと、ベトナムへの長期赴任も問題はないとご説明させていただきました。
院長の一言
本日は東京院で診察をさせて頂きましたが、関西弁がちょくちょく出てしまい恥ずかしかったです。特に患者様の病状を説明する際には熱が入りますので、関西弁が出やすいようです。
治療法
ディスクシール治療(Discseel® Procedure)
治療期間
日帰り
治療費用
1,320,000円~1,650,000円(税込)
リスク・副作用
治療後2週間程度は一時的に症状が悪化する可能性があります。ごく稀に椎間板の容量が増えたことによって周りの筋肉・関節や靭帯などの広がりにより筋肉痛や腰の違和感が出現することもあります。
この記事の著者
医療法人蒼優会 理事長
NLC野中腰痛クリニック 院長野中 康行
2002年:川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年:神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年:医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年:ILC国際腰痛クリニック開設、2020年:医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年:NLC野中腰痛クリニック開設、2023年:医療法人蒼優会開設・理事長就任
腰椎椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニアとは背骨の間にある椎間板(ついかんばん)が外に飛び出し神経を圧迫する疾患です。坐骨神経痛、ぎっくり腰などの症状を引き起こします。