経過

私が治療を受けてから約6ヵ月経過しましたので、経過報告をさせていただきます。
令和6年5月8日にDRT(椎間板再生治療)を行っておりますが、治療後3週間経過した時点で坐骨神経痛の改善がみられております。現在は月に1~2回ゴルフを行っておりますが、神経痛が出現することもなく順調に経過しています。今シーズンのスキーを楽しみにしている状況です。


MRI

治療前後のMRI写真

左側が治療前のMRI、右側が治療後6ヵ月経過したMRIになります。ヘルニアの改善を認めます。


治療後の状態

疼痛スケール

2024年5月8日現在
腰の痛み4点0点
下肢の痛み7点0点
しびれ2点0点
臀部の痛み7点0点

(患者様に痛みを10段階で評価してもらい、0点は痛みがない状態を意味します)


まとめ

私の場合は、椎間板ヘルニアを発症してから早期に治療を行ったために、治療後3週間と短い期間で症状の改善が図ることができたと思われます。MRI検査でも椎間板の状態は安定しており、今冬のスキーも可能だと判断しております。


院長の一言

症状が改善しているのは当然ですが、患者様にも具体的に治療内容を説明することができるので、DRT治療を受けて良かったと思います。


治療法

DRT法(経皮的椎間板再生治療)

治療期間

日帰り

治療費用

1,430,000円~1,760,000円(税込)

リスク・副作用

治療後は内出血・腫れ・発赤・疼痛・かゆみ・変色・および圧痛が発生することがあります。ごく稀に椎間板の容量が増えたことによって周りの筋肉・関節や靭帯などの広がりにより筋肉痛や腰の違和感が出現することもあります。

禁忌事項

血液疾患に罹患中の方(血小板減少症、高度の欠乏性貧血など)、感染に伴う全身症状(発熱など)、癌・悪性腫瘍と診断され術後治療中の方は治療できません。


この記事の著者

医療法人蒼優会理事長・NLC野中腰痛クリニック院長:野中康行

医療法人蒼優会 理事長
NLC野中腰痛クリニック 院長野中 康行

2002年:川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年:神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年:医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年:ILC国際腰痛クリニック開設、2020年:医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年:NLC野中腰痛クリニック開設、2023年:医療法人蒼優会開設・理事長就任


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