家族と旅行に行くためにどうしても腰痛を改善させなくてはいけない70代男性

患者様の情報

70代　男性

疾患・症状

• 脊柱管狭窄症
• 椎間板ヘルニア
• 椎間板変性症

患者様の状態

数年前より腰痛を自覚されておられましたが、日常生活は送ることができていました。最近になり腰痛が悪化し、歩くと休み休みでなければ歩行も出来ない状態となられました。毎年秋頃にお孫さんたちと沖縄旅行に行くことが楽しみであられましたが、今年は腰痛のためご家族からお留守番をするように言われてしまいました。今回、10月までに腰痛の改善を図るべく当院を受診されています。

診察と検査結果

腰のMRI検査ですが、第3腰椎から第1仙骨まで椎間板が変形している状態です。腰椎も不安定性が疑われますし、神経の通り道も部分的に狭くなっており脊柱管狭窄症が疑われます。

施術内容

ディスクシール治療（Discseel® Procedure）

椎間板周囲の炎症と機能を改善させるべく、損傷した椎間板4箇所（L2/L3、L3/L4、L4/L5、L5/S1）にディスクシール治療（Discseel® Procedure）を行いました。

旅行の為なら何でも耐えられるとの事でしたが、治療では耐える必要はありませんので鎮静剤で寝ていただきました。

寝ていただいている間に治療用の管（S字フック針）を椎間板まで挿入いたしました。

椎間板内を検査しているところになります。損傷部分が映し出されておりディスクシール治療（Discseel® Procedure）を行っております。治療時間は17分でした。患者様は治療終了後3分程でお目覚めになられました。

院長の一言

今回の様に明確な目標を持たれて治療を受けに来られる患者様もおられます。シニアオリンピックに参加する、山登りを再開する、旅行に行くなどなど、可能な限りご希望に添えるように配慮して治療を行っております。

昨日も猛暑でセミでさえも自宅玄関の影で涼んでおりました。今年は猛暑の予感しかしません。