患者様の情報

40代 男性

疾患・症状


患者様の状態

5年ほど前より腰痛を自覚されるようになられました。元々テニスなどをされておられましたが、腰痛のために出来なくなってしまわれました。リハビリ等では改善がなく、香港で再生治療を行われたりしました効果もない状態でした。この4月にアメリカで退役軍人の慢性腰痛に対してディスクシール治療が保険承認されたと聞かれ、北米で治療を受けられる予定でしたが当院のことをお知りになり、香港から来日されています。


診察と検査結果

治療風景①

腰のMRI検査では、特に第4腰椎および第1仙骨の椎間板が変性しており、ヘルニアの変形も認めます。椎間板内での損傷が疑われる状態です。


施術内容

DST法(ディスクシール治療)

まずは椎間板の損傷があるのか検査を行ったところ、椎間板損傷が発見されましたのでDST(ディスクシール治療)を行いました。

治療風景②

ご本人様のご希望により鎮静剤を使用しております。完全に寝ていただき治療を開始いたしました。通訳を交えて英語で会話をしております。

治療風景③

椎間板まで骨の変形も無く、問題なく治療用の管を挿入する事が出来ております。

椎間板を検査していきましたが、4箇所中3箇所(L2/L3、L4/L5、L5/S1)に椎間板の損傷が認められましたので損傷部位にDST(ディスクシール治療)を行っております。治療時間は18分でした。


院長の一言

診察と治療の外来枠を増やしておりますが、海外患者様からの予約も増えており、予約が取りずらい状況が続いております。大変申し訳ございません。特に4月に北米でDST(ディスクシール治療)が保険承認され、有効性と認知度が上昇したことから海外からのお問い合わせが急増しています。北米やヨーロッパで治療をすると日本円で200万円を超えてしまいますが、当院では円安の影響もあり、半額程度で治療を受けられることも関係していると思われます。


治療法

DST法(ディスクシール治療)

治療期間

日帰り

治療費用

1,320,000円~1,650,000円(税込)

リスク・副作用

治療後2週間程度は一時的に症状が悪化する可能性があります。ごく稀に椎間板の容量が増えたことによって周りの筋肉・関節や靭帯などの広がりにより筋肉痛や腰の違和感が出現することもあります。


この記事の著者

医療法人蒼優会理事長・NLC野中腰痛クリニック院長:野中康行

医療法人蒼優会 理事長
NLC野中腰痛クリニック 院長野中 康行

2002年:川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年:神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年:医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年:ILC国際腰痛クリニック開設、2020年:医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年:NLC野中腰痛クリニック開設、2023年:医療法人蒼優会開設・理事長就任


腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアとは背骨の間にある椎間板(ついかんばん)が外に飛び出し神経を圧迫する疾患です。坐骨神経痛、ぎっくり腰などの症状を引き起こします。


椎間板変性症

椎間板変性症

椎間板変性症とは背骨の間にある椎間板(ついかんばん)が変形する疾患です。椎間板の変形により、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症やすべり症など様々な病気につながる恐れがあります。